- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813011385
感想・レビュー・書評
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爽やか綺麗に終わったなぁ。壮絶ハードな展開に振り回されて必死で読んでた。色々てんこもり過ぎて感情移入ついていけてなかったかも…響いてこなかった感じが悔しい…特殊な職業で読み応えあってすごく良かっただけに!!義兄とのことはたやすく絵面が思い浮かんで心臓までくるのに…宗近のことを考えてる時が物足りないのかな…デコイ楽しみにする
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(あらすじ)
警視庁組織犯罪対策第五課、
通称「組対五課」の刑事である椎葉は、
拳銃の密売情報を得る言わば拳銃応酬のスペシャリストだ。
その、捜査方法はエス(スパイ)と呼ばれる
協力者を使った情報収集活動に重点がおかれている。
ある日、大物ヤクザであり
椎葉のエスでもある宗近が何者かの銃によって倒れた。
宗近を守るため、ある決意のもと宗近から離れた椎葉は、
五堂によって深い闇を知る。
複雑に絡まり合う過去と因縁。
錯綜する憎しみと愛。
奪われた者は何で憎しみを忘れ、奪った者は何で赦しを得るのか。
この闘いに意味はあるのか?
闇の中でもがき続けた男たちの鎮魂曲! -
刑事椎葉と、ヤクザでエス(スパイ)の宗近との愛憎劇の完結編。
椎葉の姉が殺された事件と、宗近のバックボーンがからみあって鮮やかな文様を描いてます。
硬質な文体と、リアルティとで、も、細かいことはいいですよ、っていうある意味物語として最強です。
うん、めっちゃ面白かったですよ。
人が人を恋う気持には、理屈はいらん、っていう王道を、結局いってるのが潔いです。つか、結局物語を動かすのは、そーいう思いだけなんだよね。
なんつーか、恋をしたいなぁと思わせる最後。
でもって、やっぱり椎葉の義兄は、器がでかかったww -
話の内容が良く出来ていて最後もちゃんと纏められていて
ハッピーエンドは無理だろと思っていたらちゃんと収まってるし
凄い・・上手だわあ。これはお勧め -
人の縁というもの。やはりここまで書ききった作者の能力の高さを
評価。
しかし宗近が本当尻にしかれてて吹いた。 -
シリーズ(全四巻)最終巻 刑事×エス(情報屋)
<エスシリーズ紹介>
エス
エス 咬痕
エス 裂罅(れっか)
エス 残光 -
このシリーズは皆良く出来ている
サイバーフェイズ 応募者全員サービス12cmCD
エス シリーズ完結記念オリジナルドラマCD 「I swear」
こちらも絡みはないがそこそこセリフ有り -
宗近と椎葉、二人の愛の深さに感動!
五堂、酷い男だけれど、彼もまた苦しんでいたんですよね。
彼にとって紀里は癒しだったのでしょうか。 -
小西x神谷 シリーズ完結編、前作が2枚組だったのに今回1枚…やっぱり駆け足感と削られてるなーと感じずにいられない;紀里と五堂の関係とか、椎葉と宗近が再会するまでのタメがもっと欲しい。宗近の「キスしろ、元気がでる」が妙にツボに入ったw
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シリーズ第四作、最終巻。生命力に溢れる物語の主人公は、必ずハッピーエンドを掴み取るんだなぁと。僅かな余韻、残滓を含め、全てに於いて最高でした。出来ればまた会いたい二人です。