追憶の獅子 アーサーズ・ガーディアン (SHY NOVELS 222 アーサーズ・ガーディアン)
- 大洋図書 (2009年1月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813011903
感想・レビュー・書評
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シリーズの中で一番よかったですね。 総帥でもあるアーサーのお話やなんでこんな活動をしたのか?とかすべて明らかになるし、なんともその頃は 微笑ましいお話でしたね。 まぁワンコ!見事なほどに可愛いワンコでしたね。 そんなワンコに諒一もほだされていくんだけれど、実は彼もアーサーからの依頼で動いてたんですよね。 せめて最後はきちんと会って抱きしめてほしかったな~。 そこがねぇ~なんかすっごく勿体無いな~って思いました。
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「愛情物語」なのですよ、これは。
ホレたハレたじゃなく「人を愛するということ」
この1話の中の奥底に一本の愛のテーマが流れてて、いろんな所に散りばめられた愛の形が1つにつながっていく感じがすごく好きだったなぁ。
余韻のある終わり方もキレイでイイ感じ。
CDから入りましたが、やっぱり原作の方がいいですね。 -
下町のパブを経営する諒一の元にやってきた花屋のダグラス。
彼は、アーサーズ・ガーディアンに憧れて、やってきたと言う。 -
最終巻に相応しいお話でした。いまいち謎だったAGもよく分かったし、前の話とちゃんと相互にリンクして面白かったです。
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アーサーズ・ガーディアンシリーズの最終作。
アーサーズ・ガーディアン創設メンバーの日本人青年(受け)と
彼の店で出会った、花屋のアメリカ人(攻め)のお話。
オリジナルのA.G.って、そんなに優しくて純粋な組織
だったんだなーってのと、アーサーと青年の友情
アーサーの孫・チャーリーへの深い深い愛情(not恋愛)
そして、攻めのアメリカ人の正体、読み応えがありました。
受けが、普段は口が悪くて男っぽいのに、初回は淫乱襲い受け
ってのも良いっ(興奮)!攻めの正体とラストの締め方も素敵でした。
さて、A.Gシリーズの作者は4人の人気作家のユニット(Unit Vanilla)
でございまして、このシリーズは4人の方が1作ずつを担当している
そうです。ラストのコレはひちわゆかさんかなーと思ってます☆ -
◆あらすじ◆
ロンドンで流行らないパブを営む諒一のもとに訪れたアメリカ人の男・ダグラス。
彼は『アーサーズ・ガーディアンに憧れて』諒一に会いに来たという。
アーサーと親友だった諒一はAGの創設メンバーなのだが、ダグラスに対して冷たい態度を通す。
そんな折、諒一にAGからミッション依頼が届くのだが。。。
まさにグランドフィナーレといった感の最終巻で、感動でした!
世界規模な何でも屋アーサーズ・ガーディアンに、創設者であるアーサーが籠めた真実の願いは、とても素敵なものでした。
まさに世界平和は足元から。。。
小さなことの積み重ね、ささやかな笑顔が運ぶ幸せ。
それは現実の世界でも大切であることを思い出させてくれました。 -
アーサーズ・ガーディアン-04
《Unit Vanilla:和泉桂、岩本薫、木原音瀬、ひちわゆか》 -
最後を飾るに相応しい…というか、1〜3冊目までの「これ、意識的におばかやってるんだよね」を上手い具合にほんわか温かくしてくれたような。
多分、この一冊だけでも話は理解できると思うんですが、ちゃんと4冊順番に読むのをオススメします。 -
Unit VanillaのAGシリーズ完結!
ギャグだギャグだと思っていましたが、最後は泣かされました。
でも、個人的にはもっと絶望と救いの差を激しくしてもよかったかな、とか思った。
もっとUnit Vanillaで出版してほしいです。
SASURAからAGまで、幅広いテーマを描ける力量のある作家さんばかりなので
今後のシリーズが楽しみです。