- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813041184
作品紹介・あらすじ
イラストレーターの七瀬涼介は、イラストを描くときには対象を見て、触って、ときには対象になりきらないと描くべきものが見えてこない。だから、人間を描く仕事はできるだけ避けてきた。それなのに、人物イラストの仕事を受けるはめに。ふとした勘違いから居候になった桐谷秀平がモデルを引き受けてくれたのだが…気がつくと、七瀬は秀平のことばかり考えるようになっていた。もう傷つきたくない-恋に臆病になった七瀬は気持ちを隠す決意をするのだが!?
感想・レビュー・書評
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穂波さんの絵は良いですね。
前作が割と良かったけど前作が好みなだけな気もしたので買ってみたらやっぱりそうだった模様。前半は良かったんですが後半ダレて読み進まなかったです。読めちゃって、読めちゃってるのにずーっとこれまた読めてはいる斜めな誤解をしていくのにイラっと。どうせ捻くれて受け止めるんだろうなと思ったら、本当に捻くれて受け止めるという。読者には攻が主人公好きなの丸わかりなので焦れったくて、焦れったい通り越してイラっとしました。受が自分の精神を守る事しか考えてないし、誤解の仕方が無理矢理なんだもん。変な言い方だけど上手いすれ違い方なら、良い焦れったさなんだろうけど。 -
前にこの著者さんの作品を読んだ時も思ったのですが、部分部分を見るとわりと好みなのに、なんというか話の展開とか全体でみるとなんだか違うなーといった感じ。単に好みの問題だと思いますが。
文章はとても丁寧に書かれている印象です。 -
微妙にリアリティが感じられなくてもにょるのですが、攻めの人が嫉妬して空回っているのはかわいいです。
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すごく丁寧な描写で心情を書いているんだけれど、ちょっとクドさもあったよな。 ネガティブすぎて読んでいて疲れる部分もあったし、描写が細かすぎてなかなか入り込めない部分もありましたね。 読んでる側からしたらすぐに秀平がゲイだってのが分かってしまうので、分かった時点からの引っ張り具合が長過ぎるからちょっと読んでてイライラしちゃいました。 切ない部分もあるんだろうけど、あまり感じ取れなかったのが残念。
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イラストレーターの七瀬涼介×大学院生の桐谷秀平
七瀬の住む一軒家に同居することになった秀平はお互いゲイなのを隠しているがためにお互いのことが気になるのに、いろいろとすれ違ってなかなか意思疎通ができないところが読んでいてじれったく、どきどきしながら読んでしまいました。