- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813702146
作品紹介・あらすじ
大学1年の白井恒は、図書館で遠坂渡と出会い、なかば強引に友だちになる。だが、不思議な影をまとう渡が本当は何者なのかは、謎に包まれたままだった。ある日恒は、渡には彼のせいで3年も意識が戻らず寝たきりの義姉がいることを知る。罪の意識を頑なに抱く渡は、恒に出会って光差すほうに歩み始めるが、それも束の間、予期せぬ悲劇が彼を襲って-。渡が背負った罪悪感、祈り、愛、悲しみとはいったい…。スターツ出版文庫大賞にて優秀賞受賞。
感想・レビュー・書評
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綺麗な文章だった
読みやすいけど内容もしっかりしてて読み終わったあとの余韻が心地いい
私はすごく好きでした詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
群青色と蜜柑色
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泣けます。蔵書化決定。
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恒と渡の関係性が浅そうで深くて、よかったです。
大切な人が近くにいて、いることが当たり前と思ってることが当たり前になってて、当たり前なんてことはないんだなって思えました。
友達に借りて読んだけどこんないい小説に出逢わせてくれて友達に感謝 -
恒と渡が出会い、別れた夏。
大切な人が側にいる他愛ない日常がどれだけかけがえのないものかを思い知らされた。
何度でも読み返したいと思える作品。