僕らの空は群青色 (スターツ出版文庫 す 1-1)

著者 :
  • スターツ出版
3.93
  • (4)
  • (5)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 102
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813702146

作品紹介・あらすじ

大学1年の白井恒は、図書館で遠坂渡と出会い、なかば強引に友だちになる。だが、不思議な影をまとう渡が本当は何者なのかは、謎に包まれたままだった。ある日恒は、渡には彼のせいで3年も意識が戻らず寝たきりの義姉がいることを知る。罪の意識を頑なに抱く渡は、恒に出会って光差すほうに歩み始めるが、それも束の間、予期せぬ悲劇が彼を襲って-。渡が背負った罪悪感、祈り、愛、悲しみとはいったい…。スターツ出版文庫大賞にて優秀賞受賞。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 綺麗な文章だった
    読みやすいけど内容もしっかりしてて読み終わったあとの余韻が心地いい
    私はすごく好きでした

  • 群青色と蜜柑色

  • 泣けます。蔵書化決定。

  • 恒と渡の関係性が浅そうで深くて、よかったです。

    大切な人が近くにいて、いることが当たり前と思ってることが当たり前になってて、当たり前なんてことはないんだなって思えました。

    友達に借りて読んだけどこんないい小説に出逢わせてくれて友達に感謝

  • 恒と渡が出会い、別れた夏。

    大切な人が側にいる他愛ない日常がどれだけかけがえのないものかを思い知らされた。
    何度でも読み返したいと思える作品。

  • 孤独な青年・渡と、普通の大学生・恒のひと夏の友情物語。渡はかつて姉を殺しかけた事があり、そのために家族と疎遠になっている。その渡の心を解きほぐそうと頑張る恒の話…でいいかな。
    が、腑に落ちない点がいくつか…。
    まず何より、深空が目が覚めた瞬間「渡を読んで。話があるの」と言ったのに、その後は記憶がなくなっていて、その"話"には一切触れられないこと。
    特に接点がない恒に、眠っている深月の声が聞こえること。
    そして義兄の啓治がこのタイミングで渡を刺す理由がわからないこと。(深空が死んだとかならわかる)
    と、いろいろ納得がいかない…。

全8件中 1 - 8件を表示

砂川雨路の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
朝井 リョウ
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×