あの夏、夢の終わりで恋をした。 (スターツ出版文庫)

著者 :
  • スターツ出版
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本棚登録 : 640
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813709275

作品紹介・あらすじ

妹の死から幸せを遠ざけ、後悔しない選択にこだわってきた透。しかし思わずこぼれた自分らしくない一言で、そんな人生が一変する。「一目惚れ、しました」告白の相手・咲葵との日々は、幸せに満ちていた。妹への罪悪感を抱えつつ、咲葵のおかげで変わっていく透だったが…。「――もしも、この世界にタイムリミットがあるって言ったら、どうする?」真実を知るとき、究極の選択を前に透が出す答えとは…? 後悔を抱える2人の、儚くも美しい、ひと夏の恋――。

感想・レビュー・書評

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  • パラレルワールードの世界、不思議な話だけど最後めっちゃ泣きました。

  • 4.2
    不思議な話でしたが、面白かった

  • 冬野夜空さん作品、2冊目読みました…
    もうひとつ別の世界、パラレルワールド。
    デビュー作の満月の夜〜も少しファンタジー要素があるもので冬野さんの作風なんでしょうね。
    辛い経験を経て、再び出会う2人が幸せになりますように…と2作品とも想いました。

  • 夢の中の話になったり現実の話になったり…どこで場面が切り替わるのか分かりにくかった。
    ただ、感動の感情を引き出されるような家族愛や恋愛を通してパートナー同士が成長し、支え合っている物語で感動した。

  • 感動しました。最後、泣きそうになりました。

  • 人生とは取捨選択の連続でできている。

    溜息をつくと幸せが逃げるとは言うけれど、そもそも幸せな人間は溜息なんてつかない。

    今なら羞恥心だって、きっと幸せな感情だ。

  • 小説ならではの、独特な世界観がドキドキでした!

  • パラレルワールド感のある作品ですね。
    とても苦しい物語でした...

    1, 妹が生きている世界線
    彼はピアノが弾けなくなるほどの怪我,彼女はリハビリをすればどうのかなるものの,下半身が動かず車イスで大好きな彼に忘れられている。

    2, 妹がいない世界線
    彼女のピアノに魅了され距離を縮めていく...。しかし妹を想うあまり自身を出さない。どこかで遠ざけていたピアノの関わり,彼女を好きになっていく。でもそこで知らされる事実...。
    私も受け入れられません。妹が亡くなって苦しんだ期間,家族とどこか疎遠になってしまう...何のために苦しんだ?でも,嘘だと分かっている世界,いつか忘れられ無かったことになるこの時を彼女はずっと1人で抱えていたと考えるととても苦しい。
    普通に考えて嫌だよ...本当は生きてるんだよ??苦しんだ記憶も無くなるし,好きだった彼女も忘れてしまうんだよ??
    目の前の景色が白色になっていく時私は何を思うんでしょうか...

    2つの世界で彼女は忘れられます。
    そして彼を苦しめているのは自分かもしれない...。
    悲しい苦しい作品です。でも元の世界に戻った2人,妹も生きていて,2人とも無事。彼の「えっと,久しぶりでいんだっけ?」。どれだけ嬉しいことか!!!!
    絶対忘れられる記憶の中に彼女はいたんです!
    覚えていてくれたんです!!ずっと待ってた彼が....!!!!
    とてもいい作品です...

  • 冬野夜空さんの作品は「感涙必至」って書いてあったから読んだんだけど、泣けなかった。
    この作品じゃなかったのかもね。
    期待が大きかった分、ガッカリ感も大きかったです。
    勝手に期待しておいて、ごめんなさい。

    でも、読みやすかったよ。

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