だから私は、明日のきみを描く (スターツ出版文庫)

著者 :
  • スターツ出版
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本棚登録 : 761
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813710080

作品紹介・あらすじ

抑える度に溢れていく想い
今日よりもっと明日の君が好き
――なんてきれいに空を跳ぶんだろう。高1の透子は、陸上部の彼方を見た瞬間、恋に落ちてしまう。けれど彼は、親友・遥の片思いの相手だった…。人付き合いが苦手な遠子にとって、遥は誰よりも大事な友達。誰にも告げぬままひっそりと彼への恋心を封印する。しかし偶然、彼方と席が隣になり仲良くなったのをきっかけに、遥との友情にヒビが入ってしまう。我慢するほど溢れていく彼方への想いは止まらなくて…。ヒット作『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』第二弾、待望の文庫化!

感想・レビュー・書評

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  • ちょっとありきたりな話だったな・・・。でもキャラの性格とかはこの本だけでしか味わえない!という感じ。結構泣けるし、泣き不足の方にはおすすめ。

  • 恋愛小説。親友と同じ人を好きになってしまうという話。汐見夏衛さんのすごいところはよくある話なのに感情移入して読める作品が多数あるところ。この本もそんなお話しです。控えめに言ってこれは最高だった。

  • 友情を取るか恋愛を取るか…究極の選択の中で3人が別の方向を向きながらも成長していってて感動した

  • 甘酸っぱい、甘酸っぱすぎる。
    わたしには眩しすぎた

  • 自分もこの前付き合っていた人に“別の人が好きになった”と言われ別れたばかりなのですごく感情移入してしまい、泣きそうになりました。
    三角関係の女子特有の嫉妬心などすごく考えられるものが多かったです。
    素直な気持ちになれました!

  • 本の中の人間関係と自分のことが重なってとても共感できた。

  • 好きになっちゃったらもう簡単に諦められないところとか遥と好きな人被っちゃって諦めなきゃいけないのに諦めきれないこの感じ切なかったし甘酸っぱいなって感じだった!!遠子ちゃんの片思いでぜんぜん彼方くんの目には入ってないと思いきや窓から見てるの気づかれてて、彼方くんの頑張るきっかけになってて2人の気持ちが通じた時ひゃあってなりました。2人はお互いがお互いの頑張る理由になってたりお互い尊敬し合ったりしてるところが素敵だなって思いました。彼方くんがちゃんと遠子ちゃんのこと庇ったのもほんとにかっこよかった。遥ちゃんのお友達はみんな遥ちゃんの味方みたいな感じだったからとお子ちゃんの気持ちがバレちゃったらどうなっちゃうんだろうって思ってたけど、関係が崩れなかった二人の関係性ほんと素敵だしお互いのずるいところちゃんと言い合っていたところも素敵だなって思いました。本当に王道の切ない片思いで学生時代の甘酸っぱい思い出って感じできゅんきゅんするからおすすめですᐡ⸝⸝> ̫ <⸝⸝ᐡ

  • 親友の好きな人を好きになってしまうのは
    親友のことを大切に思うほど辛いと思う。

    遠子にとって親友・遥は命の恩人で本当に大切だから
    頑張って諦めようとするけど
    好きな気持ちを抑えるのが難しくて。

    でも遠子の葛藤を知らずに
    クラスで一緒にいる友人2人は
    遠子に遥のために動くように誘導し
    時には酷い言葉や態度を取って
    遠子を追い込んでいこうとする。

    客観的に見たら
    そんな友達必要ないんじゃない?
    距離を取った方が良いんじゃない?
    って思うけど
    遠子にとって遥は大切な親友がいるから
    離れられないという気持ちも分かる。

    進学とか社会人になったりとかで
    世界が広がった今だら
    自分から距離をおくという選択ができるけど
    高校生とか世界が広がる途中だから
    今見えている世界が全てに感じるから
    思春期の選択って難しいんだろうなぁ。

  • 主人公は、心の優しい女の子だな~❤️またよみたいなー。

  • 読んでいて共感できることと、胸キュンが沢山あった!美術室のシーンとか、本当に胸きゅん!
    友達にバレないようにって言うところがとてもせつない。片思い中に何回も読みたくなる本でした!

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著者プロフィール

鹿児島県出身、愛知県在住。高校国語教師としての経験をもとに、悩み疲れた心を解きほぐす作品を目指して、日々執筆活動をしている。代表作となった『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(スターツ出版)が、様々な年代の共感を呼び、現在最も注目される作家。他に『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』『ないものねだりの君に光の花束を』などがある。

「2023年 『たとえ祈りが届かなくても君に伝えたいことがあるんだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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