鬼の花嫁二~波乱のかくりよ学園~ (スターツ出版文庫)

著者 :
  • スターツ出版
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813710257

作品紹介・あらすじ

舞台はかくりよ学園大学部
あやかし恋愛ファンタジー第二弾!
あやかしの頂点に立つ鬼、鬼龍院の次期当主・玲夜の花嫁となった柚子。家族に虐げられていた日々が嘘のように、玲夜の腕の中で、まるで真綿で包むように溺愛される日々。あやかしやその花嫁が通うかくりよ学園大学部に入学し、いつか嫁入りするその日へ向けて花嫁修業に励んでいたけれど…。パートナーのあやかしを毛嫌いする花嫁・梓や、玲夜に敵対心を抱く陰陽師・津守の登場で、柚子の身に危機が訪れて…!?

感想・レビュー・書評

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  • 高校を卒業した柚子は花嫁として様々な事を学ぶ為透子と一緒にかくりよ学園大学部の花嫁学科に進学する事に。そこで東吉の友人、蛇塚の花嫁である梓と知り合うが彼女は蛇塚の事を毛嫌いしていた。いくらあやかし側から溺愛されても他に気持ちが向いていたらそりゃそうなるか、ストーカーと変わりないし。なんだけど蛇塚がいいあやかし過ぎるので気の毒。幸せになって欲しい。東吉のプロポーズ騒動は笑った。このカップルは楽しくていいわー。おまけの桜子さんの腐女子ぶり健在っぷりもいい。メインの柚子&玲夜のラブラブが押されている気がする。今回玲夜に敵対心を抱く陰陽師の津守の暗躍で柚子が窮地に陥るけど、あっさり解決するのはまあお約束。玲夜の敵がまた出てきそうだけど柚子このままふわふわしていて大丈夫か?妙な猫出てきたのは何かのフラグかな?

  •  なろう系に発表されていた作品の続き。

     こういうざまぁとか悪役令嬢的なものがない作品の方が私には好み。

     

  • 柚子が大学の面接のために頑張って面接対策したことをさておき、玲夜が面接官と話したことでOKになってしまって、表で拍子抜けしてる柚子の心境に純粋に笑ってしまった。
    やっぱりそうなるんだって、予想通りの展開。
    また、柚子と玲夜の2人のように"思い思われる関係は絶対ではなかった"という言葉に深さを感じた。
    頭では当たり前のことだろうとわかってはいるものの、いつも主人と一緒にいる恵まれている自分自身の現状に重なったものがあった。

    蛇塚と梓の関係を読んでいて、蛇塚が本当に可哀想に思えた。確かに梓が好きな人(玲夜だった)がいる状態で別の人の花嫁になるとか梓を中心にした考えたら、そんな酷い話は無いだろうと思った。
    蛇塚かを中心に考えたら、蛇塚の思いが届けば良いのになって、祈りながら読める感覚がまた味があった。

    あやかしの花嫁と選ばれることが幸せなことばかりではないのだなと思えた代表作になるのではないかと思えた。
    「運命の出会い」では桜子の存在がなんだか中途半端に思えたのもあったけれど、この巻で桜子のキャラクターがより好きになりつつある自分がいる。次回も楽しみ。

  • 桜子さんとは同志になれる。
    番外編も楽しい。

  • なんだろうなぁ…。
    文章力なのか王道のストーリーに沿ってキャラがいるからなのが、登場人物全て、感情が薄く感じます…。
    人間そんなに単純じゃないし、もっといろんな感情、行動するまでにいろんな葛藤があると思う。
    そういう所をもっと丁寧に書いてくれたら、スゴく面白くなると思う。

  • 花嫁として大学に通うことになった柚子が、玲夜と敵対する陰陽師に誘拐される話。
    梓の思い込みすごいな……。
    あやかしが同じ花嫁を取り合うことはないのかな?

  • 鬼の花嫁の二巻!新しいあやかしと花嫁のお話も出てくる。新しい花嫁の梓は可哀想だし、相手のあやかしも外堀から埋めたからダメだったのでは…?サラリと2時間くらいで読める読みやすさ。あと1冊持ってるからそれは読もうかな?
    自分自身が若くないからかTHEラノベのテンションが合わなくなってきている気がしてあんまり面白いと思えないんだよなあ、あと10年若かったらおもしく読めたと思う!

  • 大学生になってガラリと変わる学校生活
    授業内容も花嫁用仕様とは
    しかもちゃんと受けてたからそれが役立つとわ
    まぁ、鬼に喧嘩売ったらそうなるわな
    まだ表沙汰にしたくないからしょうがない落とし所だけど
    いつ小鬼ちゃんが喋れるようになったって気付くかなぁ〜
    気付いときの反応と同士の活動がバレたときのが楽しみだわ

  • ミルクとマロちゃんかわよい( ੭•͈ω•͈)੭

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著者プロフィール

2014年頃から執筆活動をはじめ、WEBに投稿するようになる。2016年商業デビュー。執筆ジャンルは異世界ファンタジーが主だが、初のTL作品『新婚さんのつくりかた~朝から溺愛注意報』が2020年にアルファポリスより書籍化。

「2020年 『新婚さんのつくりかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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