100年越しの君に恋を唄う。 (スターツ出版文庫)

著者 :
  • スターツ出版
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本棚登録 : 500
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813710660

作品紹介・あらすじ

あの夏、君を救うことができたのは
世界でただひとり、僕だけだった。
親に夢を反対された弥一は、夏休みに家出をする。従兄を頼り訪れた村で出会ったのは、記憶喪失の美少女・結だった。浮世離れした魅力をもつ結に惹かれていく弥一だったが、彼女が思い出した記憶は“100年前からきた”という衝撃の事実だった。結は、ある使命を背負って未来にきたという。しかし、弥一は力になりたいと思う一方で、結が過去に帰ることを恐れるようになる。「今を君と生きたい」惹かれ合うほどに、過去と今の狭間で揺れるふたり…。そして、弥一は残酷な運命を前に、結とある約束をする――。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった!
    ぜひ読んでほしい

  • 全体的に面白いストーリーでした!!!
    最後に結が残したノートの文を読んでとても感動し、涙が出ました(´;ω;`)

  • 大学生には余り響かなかったです。
    純粋な恋愛。弥一の浅い思考、結のいきなりの告白など、どうして恋愛感情に発展したのか、どう思ったから好きになったのか、もう少し心情描写があれば良かったと思う。

    ただ、線香花火の喩えとして、面白いなと思った。
    線香花火の火花の散り方にはいくつか名前がある。その一つ一つが人の歩みに喩えられてる。だから人性とも呼ばれている。
    最初ほんの僅かな火種の膨らみは「蕾」。私達が生を授かったときの事を表している。次が「牡丹」。人生で言うと生を謳歌し始めると頃。
    最も強い輝きを放つのは松の花に似ていることから「松葉」。結婚とか出産とか、そういった人生の大きな出来事がある時期。火花の勢いは衰え、枝垂れるように地面の方向に向かって火の花は咲いている。これが「柳」。育児などが一段落した時期。そして落ちる前が「菊」。花びらを1枚1枚落としていく菊の花に見立ててる。散り際が美しいからとも。

  • 若者に人気のある本というものを読んでみた(おっさん特融の言い回しに自分でもフイタw)。
    なぜこの本がこれほどに高評価なのかまったく理解できず、いかにも本を読んでないんだなぁと納得する。この手の本を読んで、読書家です!とかもう無理すぎて笑える。
    時代考察もなく、単に切りのいい100年というモチーフをもって勢いに任せて書いたっぽく、こんな少年少女いるか寄ってくらいファンタジックな登場人物、とりあえずセーラー服着させて、美少女出しとけばすぐに惚れあい好きになり、何かと涙を垂らしておけば読者に受けが良い、ってな感じかな。文章も拙く、現代小説をいやほど読んでると、この手の小説にありがちな主人公の軽口の一人突っ込みが目障りになってくる。まさに白馬の王子様とシンデレラ物語で現代の若者がこれ読んで感動するとか、なんでそんなにシンプルに生きてんだろうって心配になる。
    悪いこと言わないから直木賞の本ぐらい読んでおけって思う。
    あと表紙絵が意味不明過ぎる(笑)。

  • 面白かった

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