独占欲に目覚めた次期頭取は契約妻を愛し尽くす~書類上は夫婦ですが、この溺愛は想定外です~ (ベリーズ文庫)

著者 : 砂川雨路

• スターツ出版 (2021年6月10日発売)

感想・レビュー・書評

[黒ソーダさんの感想 · 2024年3月17日]

作者さんはそんなつもりはないだろうが、多くのTL小説のアンチテーゼのように感じる。
初対面なのに一夜明けると、
敵なのに一夜明けると、
拉致監禁されてるのに一夜明けると、
といったTL小説が溢れている。
本作は契約結婚なのに一夜明けると、
ではなく、なかなか一夜は明けない。
ゆっくりゆっくりカップルは近づいてゆく。
面倒臭いな。