- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813711568
作品紹介・あらすじ
柚子の神力がどんどん強まり…
初代・鬼の花嫁の秘密が明らかに!?
玲夜からとどまることなく溺愛を注がれる鬼の花嫁・柚子。そんなある日、龍の加護で神力が強まった柚子の前に、最強の鬼・玲夜をも脅かす力を持つ謎の男が現れる。そして、求婚に応じなければ命を狙うと脅されて…⁉ 「俺の花嫁は誰にも渡さない」と玲夜に死守されつつ、柚子は全力で立ち向かう。そこには龍のみが知る、過去の因縁が隠されていた…。あやかしと人間の和風恋愛ファンタジー第四弾!
感想・レビュー・書評
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今回は柚子がストーカーされる側に。しかしそのストーカーは玲夜や千夜、更には龍にも祓えない怨念だった。中学の同窓会で久しぶりに会った祖母側のはとこ優生。柚子に異常な執着を見せ、自分の求婚に応じなければ他の誰かを傷つけると脅迫までしてきた彼にはある怨念が取り付いていて…。前巻までで匂わせていた最初の花嫁の話や、何故柚子に猫達や龍が味方をするのかの理由がクリアになったのはすっきり。ただ最強の敵に皆手も足も出ず、攻撃を受けた透子はどんどん悪化するしどうするんだ、と心配していたらなんか強引に解決。もっと皆の活躍が見たかったなー。普段は猫達のおもちゃで威厳なしなしな龍の強い所とか千夜パパの本気とか。柚子と玲夜のラブラブも始めのデート位だし。ちょい消化不良。
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前世の話が出てきたことが私にとっては興味を惹かれる深い内容だった。愛しい人と過ごす時間を奪われた最初の花嫁である神子の力を持つサク。
その相手である幼なじみであったという男。
生まれ変わっても尚、サクを自分のものだと執着していたのは、本当にサクの持ち得た龍の加護を得るためだけの想いだったのだろうか?と思った。
人間の心と言うものは、誰しも一筋縄ではいかないものであり、とても複雑なものだろう。
鬼の花嫁の小説のストーリーの中で、1番心と言うものを改めて考えさせられた作品だった。
玲夜の柚子に対する思い。このストーリーの中では人間と言う証と言う関係性で、ゆずが特別な花嫁だからと言う。前置きはあるものの、変わることのない愛がとても素敵だなと思った。
愛し愛される関係こそ、当たり前に得ることのできない特別なものであると言うことも承知の上で。
今の現代の人たちの愛情が間違った方向に進んでいるような気がして気になる今日この頃。
皆が皆、幸せになれたら一番良いのになと想いを馳せた。 -
だんだん少しずつ成長してくる柚子。
でも、まあ、アタシ的にはもうちょっと強くなってもらわないと、強くならないにしても、何かもっと魅力的に!
柚子を守ってる、龍や猫ちゃん達、子鬼くん達はいい感じです。
抜けた感じの千夜さんもいいです。
五条先生的に中村悠一さんの声で聞きたいなって思った。 -
柚子の前世が明かされたり、鬼龍院本家の桜の秘密が暴かれたり、前世の因縁に巻き込まれたり……柚子の属性がどんどん追加されて、てんこ盛りです。
ストーリーの解決が強引なところがあるし、登場人物の動きに不自然さというか、整合が取れないところもあって気になる。
あと、柚子の敵対者に対する扱いがあまりにも酷くて見るに耐えない。妖だから人間とは倫理観が違うのか?それにしても「ざまあ」感がすごくて食傷気味。 -
前世の恨み辛みで咲いてた桜
柚子の神子の力がますます強くなり、龍の加護まで付いた
もう何でも来い状態だなぁ〜 -
前世強いじゃん
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龍がなぁ、いまいちポンコツなんだよなぁ。それが可愛いのだけれど。
玲夜と柚子、もうちょっと進展しないかしら。