交換ウソ日記3 ~ふたりのノート~ (スターツ出版文庫)

著者 :
  • スターツ出版
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813711681

作品紹介・あらすじ

ウソつきな君も、ホントの君も――ごめんね、全部好きなんだ。
周りに流されやすい美久と、読書とひとりを好む景は、幼馴染。そして、元恋人でもある。だが高校では全くの疎遠だ。ある日、景は自分を名指しで「大嫌い」と書かれたノートを図書室で見つける。見知らぬ誰かに全否定され、たまらずノートに返事を書いた景。一方美久は、自分の落としたノートに返事をくれた誰かに興味を抱き、不思議な交換日記が始まるが…その相手が誰か気づいてしまい!? ふたりは正体を偽ったままお互いの気持ちを探ろうとする。しかしそこには思いもしなかった本音が隠されていて――。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3作目
    今回は瀬戸山の妹さんが主人公のお話でした!
    1作目では小学生だったのに、高校生になってて、大人になったなぁ〜と思いながら読んでました笑
    ハラハラと2人の恋模様にドキドキしながら読めました。

  • これは、一巻読んだからなんかいつの間にか本屋に行って、二巻と三巻手にとってレジに並んでだけど後悔はしてない。めっちゃくちゃ面白かったから~。

  • ウソ交換日記シリーズは全部読んでるけど今作が一番好みだなー。
    元恋人同士の美久と景のふたりが主人公なんだけど、章ごとに語り手が切り替わるからそれぞれの気持ちがわかるのがよかった。
    美久は1作目に出てきた瀬戸山くんの妹。嫌な過去を引きずり周りに気を使いすぎて自分を見失っちゃってる。景も面倒だからと本来の自分を隠して周りに違う自分を見せてる。
    本来の自分を上手く出せないふたりが交換日記によって本当の自分を取り戻していく。
    ラストめっちゃよかったな(*´ ˘ `*)♡


  • ええええええ!!?
    美久ちゃんもう高校生なの!!??
    と、親戚のおばちゃん丸出しで冒頭に驚く。

    小学生だった美久ちゃんが!
    女子高生になって、しかもなんかいい感じに拗れてますけど!!??とまた部屋でジタバタ(本読んでバタ足は通常運転です)

    美久よ、景よ。
    読後のおばちゃんから言えることはひとつだけだ。
    君たちは!!!!一回のデートで人生決めるつもりか!!(爆
    今日がどっちかの趣味に合わせたデートから、次のデートに相手の趣味に合わせたものにすればいいんだよ。
    そうやってバランスとって、互いの好きを知って、シェアするものとしないものを決めればいいのだよ。
    なぜ、零か百なのだ。
    間の五十が抜けてるぞ!笑


    もし美久ちゃんみたいに、誰かの言葉に傷ついて悩んで何をどうしたらいいんだくそ!!ってなっちゃう若人がいるとしたら。
    わたしも景と同じ言葉をおくるよ。

    誰の言葉を信じるのかを自分で決めておこう。
    まわりとそばにいるやつを一緒にしちゃダメ。
    (これは大人にも言えることだね)

    自分の人生になんの補償もくれない人の言葉なんて聞かなくていいんだよ。うっせえ!って一喝すればいいのよ。
    そいつが社会保険料払ってくれるわけじゃないんだから、誰の言葉に耳を傾けて、誰の言葉はシャットアウトするのか。
    それを間違えずに大人のわたしも生きていたいものですよ。

    (これは、好きな男の話をまったく聞かずに通りすがりのライバルの女の話を信じて勝手にいじけて話がこじれる少女漫画にも言えることだからな!!ほんと、誰の話を聞くのか間違えると人生変わるからな!テスト出るから覚えておくように)

    と、途中で取り乱しましたが、まとめますと、
    わたしはいつだって櫻いいよの物語を信じてるんですよ。

    あと、服がダサいのはむしろかわいいから、景くんなおらないでほしいな…(小声

    おわり。


  • んー!回りくどかった!2人の不器用な感じが可愛くもあり、もどかしくもあった。他人からどう思われるか必要以上に気にしてしまうのは私も同じなので、ところどころ共感できたし、景の言葉がとても刺さった。そして、言う側は軽い気持ちでも受け取る側にとっては人生を左右するようなことにもなるんだと改めて思った。

    やはりこのシリーズは公開告白が定番なんだと思った笑そして、周りが歓声やら拍手やらやたらと温かいw

  • 希美の彼氏瀬戸山の妹のお話。
    過去2作品に負けず劣らずの非現実感。
    これが胸キュンというやつなのだろうか。
    40過ぎたオジサンには、
    いやそもそも自分の高校時代を思い出しても、
    まったく理解不能な世界観。

    と言いながら、
    3日間で3作全てを読み切ってしまうのだから、
    ある意味とてもすごいシリーズ本なんだと思う。

  • 終わりの感じがすきだった!
    まだ続くのかたのしみです

  • 1、2とは少し違う感じがしたけど、ラストはうまくいってよかった。

  • 本当の自分を好きになったほしい、本当の相手が知りたい。その通りだけど、可愛い子ぶるのも、いいかっこするのも、相手のことが好きだから。調子の良さそうなw友達の言葉が深い。もっとこのシリーズが読みたいです。それにしても、小説でよく見かけるシーンを教室で普通にやっちゃったのはすごいw

  • 私も自分の好きなもの、意見を否定されてしまう気がして、自分の意見を言えないことがあるので、美久には共感できました。
    交換ウソ日記1に出てくる瀬戸山の妹が美久だという点などでつながりが見えて面白かったです。
    キュンキュンしました‼︎

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著者プロフィール

2015年、スターツ出版文庫創刊を飾った『君が落とした青空』が22年に実写映画化。また17年からロングヒットの「交換ウソ日記」シリーズは累計40万部を突破し、10代女子を中心に人気を博している。他著に『わたしは告白ができない。』『世界は「」で沈んでいく』『世界は「」で満ちている』など人気作多数。

「2023年 『小戸森さんちはこの坂道の上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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