特務刑事オメガパンチ (Charles Comics)

著者 :
  • 三交社
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本棚登録 : 69
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815501662

作品紹介・あらすじ

BLコミックス

感想・レビュー・書評

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  • ▼あらすじ
    高森(たかもり)はアルファが殆どを占める県警で数少ないオメガ。
    しかもその中でも更に希少な、フェロモン過剰の「異能オメガ」だった。
    ある日突然、警部補への昇任を告げられ、交番から異動したての熱血漢、ベータの三好(みよし)巡査をパートナーに新設の「フェロモン対策特務課」を任せられることに。
    そこで高森は「異能オメガ」としての能力を使って事件を解決するよう命ぜられるが…
    サスペンスとラブが詰まった、新感覚オメガバースBL!

    ***

    ストーリーの完全度:非常に高い
    トーン:シリアス
    エロ度:普通
    萌え度:高い
    総合評価:★5.0

    電子で読んでいた作品なんですけど、面白かったので紙でも購入しました。
    改めて最初から読んでみましたが、やはりめちゃくちゃ面白かったです。まるで一本の刑事ドラマを見ているような気分になる作品で、オメガバースに食傷気味な私でも最後まで飽きずに楽しめました(^^)v

    何が良かったって、まず設定ですよね。この作品には「異能オメガ」という従来のオメガバースにはないオリジナル設定が出て来るのですが、これがまた斬新で面白いんですよ。
    Ωって言うとどうしてもαに消費される性として見られがちですが、こちらの作品に出てくるΩ…高森は、決して消費されるだけの性ではありません。
    高森はそんじょそこらにいる普通のΩではなく、αをも支配出来る最強クラスのΩなのです。Ωでありながら県警に所属する彼は、フェロモンが過剰に分泌される自身の体質を上手く利用して部下であるβの三好とバディを組んで共に事件を捜査していきます。

    そう、この作品の見所は“Ωがαを支配出来る”という部分なんですよ。αがΩを支配する従来のオメガバースとはまるっきり正反対、ありそうで無かった設定に非常にワクワクさせられました(^^)
    ストーリーは読み応えがありながらもシリアスとコミカルのバランスが絶妙で、シリアスな場面はとことんハラハラさせられます。中には高森が強制発情させられたモブαにレイプされてしまうシーンもあったりとなかなかハードな展開もありますが、高森がピンチの時には必ず三好が助けに来てくれるので三好への好感度が鰻登りに♡
    (因みに、モブレ自体はそれほどショッキングなシーンではありませんのでご安心ください)

    脇キャラの使い方も上手でしたし、肝心な恋愛部分についても事件を追う中で高森と三好がお互いにかけがえのない存在になっていく様子が丁寧に描かれているので最後まで引っ掛かる事なく楽しく読めました。
    とにかくストーリーがしっかりしているので、主要CPよりも脇CPの方がエロシーンが多くても然程不満はありません(* ̄∀ ̄*)笑
    ただ、これで終わりにするのは勿体無いです!まだまだ風呂敷を広げる余地は残ってると思いますので、是非とも続編を出していただきたいところ…。りーるー先生、お待ちしております♡

  • 内容の感想書くべきなんだけど、表示裏のあとがきが面白かった

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