文系のための統計学の教室

  • SBクリエイティブ
4.07
  • (5)
  • (6)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 134
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815601539

作品紹介・あらすじ

【最強の学問を身につけて、現代社会にあふれるデータを宝の山に変えよう!】

「統計は大事ってよく聞くけど、文系人間の私には中学数学しか分からないし…」

本書はそんな悩みに応える、まったく新しい統計学の教科書です。
使うのは中学数学のみ。豊富な図解と楽しく学べる工夫が満載の本格入門書になっています。

統計は仕事と無縁に思えますが、実はExcelを使って色々なデータを分析することができます。
本書は実務でどう使うのかまで講義します。現代の武器である統計学を身につけて、世の中や市場の仕組みを分析しましょう。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 統計学の基本的な考え方を身につけることができる。

    【概要】
    ●統計学の基本(グラフ、代表値、分散、標準偏差)
    ●確率(統計的確率、数学的確率、正規分布、母集団分布、標本分布)
    ●統計的推定
    ●統計的検定(母平均の検定、母比率の検定)
    ●相関分析
    ●回帰分析
    ●ベイズ統計学

    【感想】
    ●統計学の基礎について、数学をできる限り使わずに理解しやすく説明されている。
    ●ただし誤植と思われる箇所がいくつかある。
    ●母平均と母比率の検定について理解しやすかった。一方で、ベイズ統計学は理解しにくかった。

  • 高校時代に統計は少し学んだものの社会人になった今となっては忘れていることが多かったので復習となった。
    主成分分析・因子分析、ベイズ統計など、直観的には分かることを数学的に解説してくれているのはよかった(あまり熟読する時間はなかったので、改めて理論から体得したい)。
    単回帰分析・重回帰分析が、ExcelのRSQ関数・LINEST関数で利用できることは始めて知った。

  • 高校で順列組み合わせや分散などの計算はなんとかできたけど、その意味がよくわからず応用はできないというレベルの文系の人にピッタリの本。
    σとかμとか出てきた時「記号がたくさんでてきて大変ですが、慣れていきましょう」とあって、「これだよこれ!こういう本を探していたんだよ!」と強く頷いてしまいました。

  • 学生時代に統計を学んでいない方は読んでおいた方がよい。

  • 難しいことを抜きに分かりやすくまとめてあります。数字アレルギーがある方でも入りやすいとは思いますがアレルギーの強さにもよるかもしれません。必要な内容はだいたいカバーしています。

  • 専門的に習ってきてない身にとっては、良書だと思う。
    継続的に学んできたことが、やっと腑に落ちてきた感じ。

  • 2020/9/22

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00605876

    【ーーーデータに溢れる社会を生き抜く、最強の教養ーーー】

    WEBメディアの記事、商品の広告、テレビや新聞、ネットで報道される天気予報、株価の変動、内閣支持率などの世論調査、街角インタビュー、自殺率や失業率などの社会調査・・・。

    現代を生きる私たちは、もはや統計学から生み出されたデータなしに、生活することはできません。統計学の教養があれば、数字やウソに惑わされることがなくなります。

    ・ニュースの数字が正しく読める
    ・企業が出す広告やリサーチの結果に惑わされない
    ・ビジネス現場でデータを読み間違えて恥をかかなくなる

    【ーーー中学数学からはじめて、仕事に使えるようになる!ーーー】

    「統計は役に立つってよく聞くけど、文系の私には中学数学しか分からないし…」

    大丈夫。本書はそんな悩みに応える、まったく新しい統計学の入門書です。
    「統計学ってそもそも何?」からスタートし、推定や回帰分析など実用統計学を使いこなせるようになります。
    数学が苦手だった方にも、豊富な図解とクイズ、イラストで楽しく学べる工夫が満載です!

    【ーーー最強の学問を身につけて、現代社会にあふれるデータを”宝の山”に変えよう!ーーー】(出版社HPより)

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

涌井 良幸(わくい よしゆき)
1950年、東京生まれ。東京教育大学(現、筑波大学)理学部数学科を卒業後、教職に就く。現在はコンピュータを活用した教育法や統計学の研究を行なっている。
著書に『「数学」の公式・定理・決まりごとがまとめてわかる事典』『高校生からわかるフーリエ解析』『高校生からわかるベクトル解析』『高校生からわかる複素解析』『高校生からわかる統計解析』(以上、ベレ出版)、『統計学図鑑』『身につくベイズ統計学』(以上、技術評論社)、『統計力クイズ』(実務教育出版)、『道具としてのベイズ統計』『Excelでスッキリわかるベイズ統計入門』(以上、日本実業出版社)などがある。

「2023年 『数学教師が教える やさしい論理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

涌井良幸の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
小川 哲
スペンサー ジョ...
宇佐見りん
ブレイディみかこ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×