1秒で心をつかめ。一瞬で人を動かし、100%好かれる声、表情、話し方

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815603120

作品紹介・あらすじ

プレゼン、交渉、雑談…すべては1秒で決まる!
元日本テレビアナウンサー魚住りえによる、
瞬時に人を惹きつける、声の磨き方、抑揚のつけ方、表情!

・・・・・・・・・・・・・・・・・

改めて考え見ると、「1秒」はほんのわずかな時間ですよね?
実際、「あ、」と言葉に出している間に過ぎていってしまいます。
でも、そのほんのわずかな時間が相手に与える印象、相手から受ける印象を大きく変えてしまうのです。

たとえば、あなたがこんな場面に遭遇したら、相手に対してどんな印象を持つでしょうか?

・ここからが話の大事なところというタイミングで、友達がスマホを取り出した
・注文を取りに来た店員さんが「はいはいはいはい」と矢継ぎ早な相槌を打ってきた
・商談相手が挨拶を交わしてすぐに腕時計をチラ見した
・初めて食事に行った気になる相手が、癖なのか、貧乏ゆすりが目に入る
・上司に相談していたはずが、「それでね」のひと言で切り返えされた後、相手の愚痴を聞くハメに

どれも些細な言動かもしれません。でも、どの場面でもいい印象は持ませんよね?
「え!? この人、なんかちょっと失礼かも?」と感じるのに必要な時間は、
1秒にも満たない相槌や言葉、態度で十分です。
しかも、一度、定着した相手の印象は半年近く変わらないことが心理学の研究でわかっています。
そして、それは人に与える好印象、人から受ける好印象でも変わりません。

私たちが初めて会った人を「この人、いいな」と思い、身
近にいる誰かのことを「やっぱり、この人はステキだな」と感じるのに必要な時間もまたわずかなもの。
ちょっとした立ち振る舞い、話し始めの声のトーン、相槌、返してくれた言葉、話を聞いているときの所作など、
ほんの1秒で伝わる何かが好印象につながっていくのです。

この本では、出会い頭の1秒、会話の最中の1秒、別れ際の1秒、あの人のことを思い出したときの1秒など、
コミュニケーションの間に生じる「特別な1秒」に焦点を当てて、
あなたの周りにいる大切な人たちにステキな印象を残す方法を掘り下げていきます。
ぜひ本書で「1秒」を見事に操り、あなたの味方につけてください!

感想・レビュー・書評

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  • この本は、会話のプロであるフリーアナウンサーの魚住さん著の本です。
    話し方、タイミング、声の出し方など1秒で相手を掴む方法が書かれています❕
    ぜひぜひ読んでみて下さい。

  • 受けの1秒、練習しようっと。

  • 要点が太字で読みやすい。

    自分の話し方の癖を客観的に捉えられる

  • 言葉発した後、口をパクっと一度閉じると えーっと あのーなど余分な言葉でない
    高い×速い 明るく闊達イメージ演出
    低く ゆっくり 高くゆっくりで 包容力
    低く速め で理知的に

    目線に注意 相手の目から逸らさない メモ取ったり自分の意見を言う時だけサッと逸らしまた見る

    全て相手の関心あることを  雑談も 社交辞令+ちょっとしたこれから先の予想や話題 先のことはだれでも関心あるから

    気まずいこと言うタイミングは 相手がいっぱい話した後 相手のコップを空っぽに

  • 会話の始めは楽しい話題で質問する。
    ただ、砕けすぎたものは場違いになるのである程度の関連性を持つこと。
    今日は何かいいことありましたか?
    熱中していることはありますか?
    ワクワクするようなことはありますか?など。
    ダメなのは調子はどうですか?

  • 言葉の言い終わりで必ず口を閉じる。受けの1秒。えー、あのーが出なくなるポイントだと気づかされハッとした話でした。無意識に出る自身としては、今後は意識的に実践していきたい。
    攻めの1秒や、間の1秒。もぜひ活かしていきたい。

  • 3000ヘルツ(「ソ」や「ラ」の高さ)付近の周波数を多く含む声が、最も聞き取りやすく感じる。
    口角を上げて声を出すと、3000ヘルツの良い声になる。

    文末で口を閉じる。
    「。」が来たら、口をパクッと閉じる。これで、「あのー」「えっと」が激減。

    本番の日の朝は、服、靴が心地よく話せる条件を満たしているか1秒指差し確認。
    現場に入ってから、スピーチする場所と環境を事前に自分の目でチェック。会場の広さ、演台からの視界、マイクがコードレスかスタンドタイプか、使いやすいかどうか、用意したメモや原稿、水の置き場所、時計の位置…

    味覚への甘い刺激によって、脳内でβエンドルフィンやドーパミンが分泌される。βエンドルフィンの主な働きは、気分の高揚や鎮痛、ストレス緩和など。

    頭が真っ白になってしまったら、「気持ちが盛り上がりすぎて、スピーチが飛んでしまいました」と素直に白状し、聞き手との心の距離を縮める。

    商談の始まりは「いまここ」の1秒に集中する。
    「聞くことは、おもてなし」だと考える。自然と「お困りのことはありますか?」など相手を気遣う言葉が出るようになる。

    「今日はお会いできてうれしいです」と、相手と話ができて嬉しいことを言葉で伝える。

    いいにくいお願い事は、相手が十分しゃべって満足しきってから切り出す。

    南カリフォルニア大学の研究によると、人は胸を張って、背筋を伸ばした姿勢でいる方が、猫背で前かがみになっている時よりも、痛みやストレスに耐える力が強くなる。

    自分が思うより、1段階明るめの色使いで、自分の気持ちも相手の気持ちも引き上げる。
    状況に合わせて、色彩心理学の効果を取り入れてみる。

    第一印象は0.2秒から7秒の間に作られる。

    マスクをしている時ほど、笑顔の意識を持つ。
    口角を上げれば、自然と目元が柔らかくなる。

    上の空になった相手には、「どう思います?」で集中を取り戻してもらう。

    感謝の言葉とともに、最高の笑顔を見せて「さよなら」する。

  • いろんな場所で使える好印象を残す方法が分かりやすく書かれている。
    コミュニケーションの本としても参考になる。

  • やはり人の話をよく聞くというのは大切さ。
    共感すること。

    笑顔に自信がないときは、口角を上げるだけでも効果があるということ。

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著者プロフィール

フリーアナウンサー。ボイス・スピーチデザイナー。大阪府生まれ、広島県育ち。
1995年、慶応義塾大学卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティー、情報番組などジャンルを問わず幅広く活躍。
2004年に独立し、フリーアナウンサーとして芸能活動をスタート。これまでおよそ500本の作品に携わる。
各局のテレビ番組、CMのナレーションも数多く担当し、その温かく、心に響く語り口には多くのファンがいる。
また、およそ30年にわたるアナウンスメント技術を活かした「魚住式スピーチメソッド」を確立し、現在はボイスデザイナー・スピーチデザイナーとしても活躍中。
声の質を改善し、あがり症を軽減し、相手の心に響く「音声表現」を教える独自のレッスン法が口コミで広がり、
「説得力のある話し方が身につく」と営業マン、弁護士、医師、会社経営者など、男女問わず、さまざまな職種の生徒が通う人気レッスンとなっている。
著書に『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』などがある。

「2021年 『1秒で心をつかめ。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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