天才王子の赤字国家再生術5~そうだ、売国しよう~ (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815603809

作品紹介・あらすじ

『やはり手を組むべきは、グリュエールだな、間違いない!』
ミールタースでの騒動を機に、大いに知名度を上げたナトラ王国は、空前の好景気を迎えていた。
追い風に上機嫌なウェインにとって気がかりなのは、西側への玄関口として成長著しいマーデン領の存在。
国内のパワーバランスを調整するため、ウェインはグリュエール王が治めるソルジェスト王国と手を結び国全体を底上げすることを画策する。
折しもグリュエールからの招待を受け、意気込んで外交に向かうウェインだったが、
そこでは予想外の展開が待ち受けていた! 戦雲垂れ込める、弱小国家運営譚第五弾!

感想・レビュー・書評

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  • 今回は戦争をめぐる駆け引き回。

    ウェインにとって初めての強敵と言えるグリュエール王との戦いだったのだけど、直接の対決はあまりなく、相対したのは隣国の小物宰相だったので、まあ、ウェインの敵じゃないなという感じ。
    なので、もう少しガッツリ二人の戦の駆け引きを見てみたかったとも思う。

    それにしてもグリュエール王はいいキャラだな。
    まさに英雄王という感じ。
    固有結界とか持ってないかな^^

    さて、だんだんウェインの周りに女性が増えてきて順調にハーレム展開に育ってきてるな。うむ(なにが?)

    あとがきを見ると次回は回想的なお話になるのだろうか。

  • 戦争は政治の一手段にすぎない。
    話し合いで片付けば誰の血も流れないんです。
    戦争することなんて現実的に考えれば、
    お金もかかるし、
    思ったよりも得るものは少ないし、
    損得勘定ではできるものではないのでしょうね。
    話し合いでは片付かないからこそ、
    戦争って手段を取ることがあるのかもしれません。
    政治の進め方の一つの姿がここにあるように感じました。
    生きる形、生き方の形を考えさせられます。
    政治家の立場で考えること、
    将軍の立場で考えること、
    どれだけ広い視野で今の世界を見ることができるか。

  • 今回は、結構売国してたな。

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著者プロフィール

第1回GA文庫大賞にて『オルキヌス 稲朽深弦の調停生活』で奨励賞を受賞しデビュー。
代表作:GA文庫『天才王子の赤字国家再生術~そうだ、売国しよう~』『幻葬神話のドレッドノート』など

「2021年 『天才王子の赤字国家再生術~そうだ、売国しよう~ アニメ化記念限定小冊子付き特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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