いちばんやさしいベイズ統計入門 「結果」から「原因」を探し出す

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815604400

作品紹介・あらすじ

「ベイズ統計」は、伝統的なと異なり、情報量が極端に少なくても、主観的な事前確率を用いて推測できます。さらに、徐々に情報量が増えてくれば、それを学習し経験値とすることで推測の精度を上げることができます。最も身近なのは「迷惑メールのフィルター機能」でしょう。このことがわかると、「小さく始めてすばやく経験値を積み、誤りをどんどん修正して正解に到達する」という最新のビジネスとの相性がよいことが理解できるはずです。本書では、具体例を豊富に紹介しながらベイズ統計を解説するので、誰でもすんなりとその本質を理解することが

感想・レビュー・書評

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  • ベイズ統計学を図解を交えて優しく教えてくれた一冊。
    統計、確率、平均、集合、中央値などの基礎的なお話から、ベイズ統計学の事前確率や事後確率などを丁寧に説明してくれています。
    お恥ずかしながら、ベイズ統計については何も知らなかったので説明が分かりやすかったのですが、一見、単純なモデルで説明できるものなのかと有耶無耶な気持ちもありました。無知から世界が広がって行くということで、深彫していけたらと思いました。

  • 確かにめちゃくちゃ具体的でやさしい。自衛隊の航空学校で教えてるだけある。

  • 2022/12
    なにげなく手に取った一冊
    ベイズ統計とは何かという基礎の基礎、本当に入門の部分を理解するのに助けになると思う。

    変わりゆく状況を反映した確率、結果から原因を推論することなど自分にはない考え方を知ることができた。

  • 「初歩からすぎる」のでは思いながら読み進めたら、スムーズに事前確率、事後確率の概念を説明していてよかった。かなりわかりやすいと思う。

  • 東2法経図・6F開架:417A/Sa75i//K

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著者プロフィール

博士(学術),臨床心理士,公認心理師。
島根県出身。京都大学文学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員,東京大学駒場学生相談所非常勤講師,McGill大学医学部多文化精神医学教室客員研究員,大阪大学大学院人間科学研究科専任講師,准教授を経て,現在同大学院教授。
おもな著作・論文に『大学生における自我漏洩感の心理学的研究―認知行動療法の視点から』(風間書房,2011年),『臨床心理学』(共著,New Liberal Arts Selection,有斐閣,2015年),『双極性障害のための認知行動療法ポケットガイド』(監訳,金剛出版,2016年),『体験的CBT―〈実践から内省への自己プログラム〉ワークブック』(監訳,岩崎学術出版社,2021年),Two cognitions observed in Taijin-Kyofusho and social anxiety symptoms(共著,Psychological Reports, 2006年),The recognized benefits of negative thinking/affect in depression and anxiety: Developing a scale(共著,Japanese Psychological Research, 2013年),Understanding egorrhea from cultural-clinical psychology(共著,Frontiers in Psychology, 2013年),Developing and validating the Japanese version of the Referential Thinking Scale: A cross-sectional study(共著,PLoS ONE, 2023年)などがある。

HPはhttps://researchmap.jp/jun_sasaki/

「2024年 『こころのやまいのとらえかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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