きみって私のこと好きなんでしょ? とりあえずお試しで付き合ってみる? (GA文庫)

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  • SBクリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815604707

作品紹介・あらすじ

「ねえ黒矢くん、きみって私のこと好きなんでしょ?」
「な、なんでわかったんですか!?」

片想いを見抜かれること。それは陰キャ高校生――黒矢にとって死にも等しい恥辱だった。
相手は文芸部の先輩で超絶美少女、白森霞。二人きりの部で過ごす中、この気持ちはずっと隠してきたはずなのに……!
絶望する黒矢に、先輩は告げる。

「じゃあ――とりあえずお試しで付き合ってみる?」

まさか両想いでお付き合い成立!?
いや待って、こんなはずじゃ――
付き合ってるのにからかわれる、憧れの先輩からの悶絶イチャイチャ満載な両想い&激甘青春ラブコメ!

感想・レビュー・書評

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  • 【全体の印象】
    「自分が好きな人がこんなに近くにいて、こんなことをされたら最高なのにな〜」
    という妄想が、全て形になっている作品でした。
    本当に良かったです。

    好きな人のちょっかいを嫌がるけど、本当は嬉しいみたいな?はい、たまりませんね。
    白森さんも、黒矢くんの不意打ち攻撃にノックアウト寸前までやられるところも個人的には好きなシーンでもありました。黒矢くん、実はやりてタイプですね。

    続きの作品もあるみたいなので、読んでみたいと思います!


    【印象に残った場面トップ3】
    ①まぁ、ねえ?私だって別に、黒矢くんのことは嫌いじゃないし…可愛い後輩に『好きです』って言われたら…まあその、うん…当然、ちょっと嬉しくなっちゃうし?
    読んだとき自分が書いてたメモには、「こういう考えする人少し嫌い」って書いてあったけど、最後まで読むとこのセリフはアリよりのアリです。

    ②私も好きだよ、黒矢くん。
    好きを10回言った直後のこれは死にますね。
    逆パターンで試してみたくなりました。

    ③白森さんはカンデレじゃないですか??
    簡単にデレデレの略。ではなく、ラテン語で『光り輝く・照らす』。
    読んでいて僕も騙されました。まさかこんな意味を持っていたなんて。黒矢くん、さすがっす。

  • 【Bookwalker】憧れの白森先輩からこんな一言をかけられ、彼女とお試しでお付き合いすることになった黒矢くんのラブコメ。これは悶絶するしかない。自己肯定感が低い典型的陰キャラノベ主人公の黒矢くんですが、心の中にはしっかりとした決意があって、その実現に向けて前を向いているところに好感が持てます。一方、そんな彼をからかうように接してくる白森先輩は小悪魔的ですが、実はドキドキしているのを本文ではなく挿絵で表現するのが素晴らしい演出だと思います。あと本の取り違えエピソードが実に刺さる。早く「お試し」が取れる日が来ますように。

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著者プロフィール

福島県在住。大学在学中に作家デビュー。 第3回GA文庫大賞・優秀賞、および第5回ノベルジャパン大賞・金賞受賞。 代表作に、テレビアニメ化された『異能バトルは日常系のなかで』(GA文庫)のほか、 『黒き英雄の一撃無双(ワンターンキル! )』(HJ文庫)など。

「2015年 『異能バトルは日常系のなかで10 ドラマCD付き限定特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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