処刑少女の生きる道(バージンロード)3 ―鉄砂の檻― (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815604813

作品紹介・あらすじ

「お願いメノウ……私を処刑して」
すべてを清浄な塩に変える力を秘めるという「塩の剣」。アカリ殺害のため、西の果てに封印されているその剣を目指しはじめたメノウたちは、バラル砂漠で鋼鉄の腕の修道女・サハラと出会う。メノウと面識があるという彼女は、なぜか自らの殺害を依頼してくるのだが――。
一方、東部未開拓領域では、四大人災「絡繰り世」が蠢きはじめていた。あの【白】ですら殺しきれなかったという純粋概念【器】がメノウたちに迫る。
回帰により軋む世界。アカリをめぐりすれ違いはじめるメノウとモモ。そして、動きだす導師「陽炎」――。熱砂のなか因縁が絡み合う、灼熱の第3巻!

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず戦闘描写がめちゃくちゃ格好いい!
    今回はアーシュナ様の大暴れシーン多めで、改めて圧倒的なパワーに惚れ惚れしてしまう……。
    敵が機械でも構わずぶった斬る姿がほんと素敵です。
    技巧を凝らして戦うメノウと力で圧倒するアーシュナ様、二人の対比が素晴らしいよね!

    そして今回から、明確に「メノウを憎んでいる」ポジションのサハラさん登場。
    ほわんとした外面と苛烈な本性の二面性、どちらの顔も良いなぁ。
    そして「これもう愛なんじゃないの」と思ってしまうほど、メノウへの感情が重いw

  • 毎回増える新しいキャラ「サハラさん」。
    絡繰り世に操られているとしても、キャラが立っている。ラストの豹変ぶりとか立ち位置とか面白かった。

    メノウ自身とか、アカリとモモの行動とか謎を多く残して気になる。

  • 信頼して託したはずが。
    目の前で豹変した様子を見れば、これまで隠していたことなど簡単に見破られるだろう。
    始まりは小さなことであったとしても、最期に全てを失ってまで殺したい相手だったのだろうな。

  • 今回からはまだアニメになっていない内容でドキドキしながらページをめくりました。

  • 【電子書籍】不死のアカリを殺せる「塩の剣」を手に入れるため西へ進むメノウは、バラル砂漠でかつて共に修道院で過ごした少女サハラと再会する。それは『絡繰り世』を広げんとする組織との戦いの始まりだった…。メノウの過去を知るサハラとのエピソードを中心とした回で、アカリの純粋概念【時】と【回帰】で何が起こっていたのかの一端が明かされます。暗躍するマノンと導師「陽炎」の対決の行く末、メノウと袂を分かったモモはアカリとともにどこを目指すのか気になるところ。続きが楽しみです。

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著者プロフィール

「処刑少女の生きる道(バージンロード)」で第11回GA文庫大賞《大賞》を受賞。

「2023年 『処刑少女の生きる道(バージンロード)8 ―フォール・ダウン―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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