週4で部屋に遊びにくる小悪魔ガールはくびったけ! (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815607272

作品紹介・あらすじ

「自慢じゃないですが、わたし、大人っぽくてスタイルがよくて、ちょっとえっちです」
小悪魔ヒロインによるおしかけ系ラブコメディー!

ある事情から転校してきた無気力な高校2年生の比良坂聖也(ひらさか せいや)。
その彼にやけにかまってくる女の子がいる。
黒江美沙(くろえ みさ)。引っ越し先のマンションのお隣さん。中学生ながらスタイルもよく大人びていて、聖也をからかうのが得意。それも体を使って。
彼女はどういうわけか聖也のことを気に入り、週4のペースで部屋に遊びにくるように――。

感想・レビュー・書評

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  • 両親の離婚によって引っ越した高校生の比良坂聖也は、新しく住む町で美少女・黒江美沙と出会った。マンションの隣人である彼女は中学生ながらスタイル抜群で大人びており、さらに聖也のもとに足繁く通うようになるのだが…。押しかけ系ボーイ・ミーツ・ガール。家族のあり方に心を痛める美沙と、全てを賭けていたものを失った聖也。この作品は、少年と少女の触れ合いを通じ、二人それぞれの鬱屈した思いが昇華する、「喪失からの再起」を描く物語なのでしょう。二人の関係がどうなっていくのか見守りたいので、ぜひ続編をお願いしたいところです。

  • 事情によりバスケを引退し離婚した母と引越しした先での隣のJCはなぜかよく遊びに来る。誰かに憧れてバスケやってたらしいが今はやめてる。
    夕食を作りにきたり一緒に帰ろうと校門で待ってたりする。
    クラス対抗試合のバスケかバレーの選手ぎめで目立ちたくなかったが、なぜかバスケ部の同級生より大活躍してしまい、いやいやながら選抜される。
    母の再婚問題で悩んでいたJC、家出するが心配して一緒にホテルに泊まる。

  • 玉入れの部分が多いせいでいまいちやったな。

  • 将来を期待されたバスケットプレイヤーだった比良坂聖也は利き腕の骨折が原因でバスケをやめ、両親の離婚のタイミングで転校する
    そして転校した先で小悪魔中学生の黒江美沙がいろいろかまってくるのだが、、、、という話

    前半は、聖也と美沙のちょっとエッチなトークも含めてのいい感じのラブコメを展開しているが、後半がだめ
    バスケをやめた経緯とか、美沙の母親の再婚話とか、ぐちぐちと前半のいい感じのラブコメ感が台無し
    高校生とか中学生とか年代的にはこういう思い悩むのもいいだろうし、物語の深み(笑)とかには必要なのかもしれないけど、自分的には不要に感じる

    せめて前半のノリでイチャイチャして終わればリカバリーも効いただろうし、元カノや元仲間と和解して前向きにバスケに挑戦するとかスポ根路線で終わらせても良かっただろう。
    そういうのもなく、結局前後半でちぐはぐ感があり、インパクトは弱め、前半のノリの割にいまいちという感じで残念です。

    以下再読のための備忘
    ・「あ、でも、わたし、自慢じゃないですが、周りの子より大人っぽくてスタイルがいいから、年齢のことさえ考えなければ、あまり罪悪感は感じないと思いますよ」
    ・「自慢じゃありませんが大人っぽくて、自慢じゃありませんがスタイルが良くて、自慢じゃありませんがこう見えて同じ学年の子よりエッチです」
    ・「それとも裸にネックレスだけとかのほうがいいです?」

  • あまり今まで読んでこなかったタイプの『ストーリィ』。大きな展開はないけどキャラの魅力でぐっと読めますね。

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著者プロフィール

大阪府在住。2011年よりWeb上で連載を始めた「その女、小悪魔につき――。」が
「アルファポリス第6回青春小説大賞」大賞を受賞。
2014年4月、改稿を経て「その女、小悪魔につき――。」(文庫化にあたり「槙坂涼は退屈を好まない。」に改題)で出版デビュー。

「2015年 『槙坂涼は退屈を好まない。2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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