週4で部屋に遊びにくる小悪魔ガールはくびったけ! (GA文庫)
- SBクリエイティブ (2020年11月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784815607272
作品紹介・あらすじ
「自慢じゃないですが、わたし、大人っぽくてスタイルがよくて、ちょっとえっちです」
小悪魔ヒロインによるおしかけ系ラブコメディー!
ある事情から転校してきた無気力な高校2年生の比良坂聖也(ひらさか せいや)。
その彼にやけにかまってくる女の子がいる。
黒江美沙(くろえ みさ)。引っ越し先のマンションのお隣さん。中学生ながらスタイルもよく大人びていて、聖也をからかうのが得意。それも体を使って。
彼女はどういうわけか聖也のことを気に入り、週4のペースで部屋に遊びにくるように――。
感想・レビュー・書評
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事情によりバスケを引退し離婚した母と引越しした先での隣のJCはなぜかよく遊びに来る。誰かに憧れてバスケやってたらしいが今はやめてる。
夕食を作りにきたり一緒に帰ろうと校門で待ってたりする。
クラス対抗試合のバスケかバレーの選手ぎめで目立ちたくなかったが、なぜかバスケ部の同級生より大活躍してしまい、いやいやながら選抜される。
母の再婚問題で悩んでいたJC、家出するが心配して一緒にホテルに泊まる。 -
玉入れの部分が多いせいでいまいちやったな。
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将来を期待されたバスケットプレイヤーだった比良坂聖也は利き腕の骨折が原因でバスケをやめ、両親の離婚のタイミングで転校する
そして転校した先で小悪魔中学生の黒江美沙がいろいろかまってくるのだが、、、、という話
前半は、聖也と美沙のちょっとエッチなトークも含めてのいい感じのラブコメを展開しているが、後半がだめ
バスケをやめた経緯とか、美沙の母親の再婚話とか、ぐちぐちと前半のいい感じのラブコメ感が台無し
高校生とか中学生とか年代的にはこういう思い悩むのもいいだろうし、物語の深み(笑)とかには必要なのかもしれないけど、自分的には不要に感じる
せめて前半のノリでイチャイチャして終わればリカバリーも効いただろうし、元カノや元仲間と和解して前向きにバスケに挑戦するとかスポ根路線で終わらせても良かっただろう。
そういうのもなく、結局前後半でちぐはぐ感があり、インパクトは弱め、前半のノリの割にいまいちという感じで残念です。
以下再読のための備忘
・「あ、でも、わたし、自慢じゃないですが、周りの子より大人っぽくてスタイルがいいから、年齢のことさえ考えなければ、あまり罪悪感は感じないと思いますよ」
・「自慢じゃありませんが大人っぽくて、自慢じゃありませんがスタイルが良くて、自慢じゃありませんがこう見えて同じ学年の子よりエッチです」
・「それとも裸にネックレスだけとかのほうがいいです?」 -
あまり今まで読んでこなかったタイプの『ストーリィ』。大きな展開はないけどキャラの魅力でぐっと読めますね。