一度読むだけで忘れない読書術

著者 :
  • SBクリエイティブ
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815607739

作品紹介・あらすじ

本書で紹介する〝イメージドリブン読書法″は、以下の2つの特徴を持つ世界で唯一無二の「1度読むだけで10年忘れない」読書法です。

①読書なのに「文字」を追わない
②「映像化」「図式化」「シンボル化」の3つのイメージで読む

それは、日本記憶力選手権大会で6年連続優勝、さらに世界記憶力選手権において日本人初の「記憶力のグランドマスター」にも輝いた著者が考案した「脳科学」×「学習心理学」に基づく脳のパフォーマンスを400%引き出すまったく新しい読書法。

「1度読むだけで10年忘れない」なら、習得するのは大変だろう……。

でも心配無用。

「見るだけ」でできる超・簡単なトレーニングで、1時間後にはどんなに難解な経済書すら1度で100%忘れない読書法が手に入ります。
また、読んだ内容をいちいちアウトプットしたりするような、面倒なことは一切やりません。

これまでの読書法をいくらやっても本の内容を覚えられなかったあなた。
それはあなたのせいではなく、これまでの読書法が間違っていたから。

〝イメージドリブン読書″で、あなたもついに博識になれる日が来た!

感想・レビュー・書評

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  • 【星:4.5】
    沢山本を読みたいという願望があって、現在速読の訓練を独学で行なっている。
    その過程で、速読には文章をイメージ化する技術が必要ではないかという考えに至り、そんな中で出会った本である。

    読んでみて、この本は今の私が欲しかった知識が詰まっていたので、評価を高くしている。

    書いてあることは単純で、①文章の映像化、②文章のシンボル化、③文章の図式化の3つで、その考え方と具体的トレーニング方法が書かれている。
    正直目新しいことはあまりないのだが、ここまで詳しく書いてくれている本はあまりない。

    ただ、私の場合、知りたいことと本の内容がドンピシャだったのでいい本と感じたが、漠然と記憶に残る読書術に興味があるという感じで手に取ると、あまり学ぶものが無いかもしれない。

  • 読書をする際、漫然と”文字を追う”のではなく、頭の中でイメージを膨らませることで記憶に定着させる、ということにフォーカスした本。
    イメージの過程は以下の3つからなる。
    ・映像化
    →実際に手に取って触れられるような具体的な”もの”がある場合は、それをビジュアル的にイメージするステップ。
    ・シンボル化
    →映像化では扱えないような抽象的な概念等(例えば、愛とか幸せとか)に具体的なイメージをつけるステップ。
    ・図式化
    →映像化・シンボル化を通じてイメージとして認識した物事の間の関係性を視覚的に落とし込むステップ。

    最終的にこの本で言いたかったこととしては、抽象・具体の階段を素早く自由に行き来できるくらいにイメージ力を身に着けろ、ということ。
    具体的なものをプロセッシング(精緻化)し、自分なりの解釈をつけることで抽象化ができるようになれば、1つのことから複数のことを学び・吸収することができる。

    具体と抽象の行き来については、細谷功氏の『具体と抽象』についても言及されており、この『一度読むだけで忘れない読書術』を読んでいる後半には『具体と抽象』が相当程度頭を過った。
    イメージ化を通して、具体と抽象を行き来する訓練を日々やっていこうと思う。

  • この本の内容が覚えられない。

  • 「イメージで読む」訓練をとにかく繰り返せる実践的な本。

    実践の部分以外は、著者が提唱するイメージドリブン読書法がいかにいいかという説明にページが割かれているので、ちょっとくどく感じたけど、読書法の練習には悪くないと思う。

    この読書法がいかにいいかというのではなく、もっと別の視点で読書法について科学的な根拠を述べたものを読みたかったなぁと感じた。

  • 全て実践するのは骨が折れるが、色々と示唆を与えてくれる。
    ヒント集のようなものか?

    脳の活性化には役立ちそう!

  • トレーニングが多めの実用書。
    速読とは差別化しながら記憶という点にフォーカスした内容。
    イメージしながらというのは難しいが実践してみようかな。

  • 一昔前のフォトリーディングや速読術のパクり。この本を使ってやる読書の目的は読む事。しかもそのためにトレーニングが必要。それを怠ったり、少し離れたらパーになるだろう…
    小説を楽しむためならこれでもいいかもしれないですが、ビジネス書や専門書を読むのにこれをやったところで身にはならないと思う。脳科学やら心理学を謳ってるけど、そもそもそんなやり方は否定されていると思うんですが、本当に脳科学的に正しいんですかね?

  • イメージしながら本を読む。やってみよう。

  • 実践してみようと思います。

  • 本書の趣旨は、記憶に残る読書のためには映像化、シンボル化、図式化しながら読書することが重要とのこと。

    このシンボル化がめちゃ難しく、永遠・検証・親切といった抽象語の図式化がトレーニング問題として掲載されているが、難しく心が折れました。

    せめて答えを載せといて欲しかったな。

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著者プロフィール

池田 義博(イケダ ヨシヒロ)
世界記憶力グランドマスター
(一社)記憶工学研究所代表理事/所長。大学卒業後、エンジニアを経て学習塾を経営。
2011年、記憶法(アクティブ・ブレイン)と出会い、脳の使い方を学ぶ。 それ以降、人間のもつ脳力の可能性に興味を持ち、独自に様々な記憶法を極める。
2013年、「記憶力日本選手権大会」に挑戦し、初出場で優勝し記憶力日本一となる。
翌年から2019年大会まで、出場した6回全てで連続優勝という前人未踏の快挙を達成(2016年は不参加)。また、ロンドンで開催された世界記憶力選手権において課題を全てクリアし、日本人初の「記憶力グランドマスター」の称号を得る。
記憶力・脳力開発の研究を進め、2021年、一般社団法人記憶工学研究所を創設。自身の経験から独自メソッド「IP記憶法」を開発し、その普及のため活動している。著書、テレビ出演多数。


「2023年 『まるごと覚えて 頭も良くなる A4・1枚記憶法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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