世界の複数性について

  • 名古屋大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815808464

作品紹介・あらすじ

現代哲学の金字塔。われわれの住むこの世界とは異なる、可能世界は実在するのか-この上なく大胆な枠組みを、明晰かつ説得力ある語り口で展開。世界のあり方を新たに問いかけ、知的転回をもたらした衝撃作、ついに邦訳。

感想・レビュー・書評

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  • 様相実在論について、なにも知らなかったので、なんとなくSFみたいな話に読めてしまった(笑)ぼくは著者にとって酷い読者だと思うけど、それでもまとめてみると、別の可能性について考えることは現実を考えることにも繋がっているような気がした。

  • 価格 5,800円
    判型 A5判・上製
    ページ数 352頁
    刊行年月日 2016年
    在庫状況 在庫有り
    ISBNコード 978-4-8158-0846-4
    Cコード C3010


    【目次】
    序文

    第1章 哲学者の楽園
      1・1 世界の複数性テーゼ
      1・2 様相実在論に何ができるか——様相
      1・3 様相実在論に何ができるか——近さ
      1・4 様相実在論に何ができるか——内容
      1・5 様相実在論に何ができるか——性質
      1・6 世界の分離
      1・7 具体性
      1・8 充満性
      1・9 現実性

    第2章 楽園にあるパラドックス?
      2・1 あらゆるものが現実的になってしまう?
      2・2 すべての世界がひとつの世界のうちにある?
      2・3 実際よりも多くの世界がある?
      2・4 いかにして知りうるのか?
      2・5 懐疑主義への道?
      2・6 無関心への道?
      2・7 恣意性が失われる?
      2・8 疑いの眼

    第3章 安上がりな楽園?
      3・1 代用主義のプログラム
      3・2 言語的代用主義
      3・3 図像的代用主義
      3・4 魔術的代用主義

    第4章 対応者か、それとも二重生活者か?
      4・1 良い問いと悪い問い
      4・2 世界のオーバーラップへの反論
      4・3 貫世界的個体への反論
      4・4 このもの主義への反論
      4・5 表象の一貫性への反論

    解説 (八木沢 敬)

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著者プロフィール

ロンドン・ビジネス・スクール経営幹部向けプログラムのディレクター。戦略およびリーダーシップ分野の著名な専門家でもある。

「2020年 『よきリーダーは哲学に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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