日本の技能形成―製造現場の強さを生み出したもの―

著者 :
  • 名古屋大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815808525

作品紹介・あらすじ

なぜ日本で戦後に、複雑な課題に対応できる大量の現業労働者たちが育っていたのか?復興から高度成長への歩みを支えた現場の熟練形成の画期を、戦前以来の学校や工場での技能教育にたどり、徒弟制からの転換をもたらした若年労働者教育の決定的役割を、あざやかに描き出す。

著者プロフィール

1953年生
1978年 国際基督教大学教養学部卒業
1983年 東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学
    大阪大学教授、南山大学教授などを経て
現 在 南山大学特任研究員、大阪大学名誉教授、博士(経済学)

主 著
『日本鉄道車輌工業史』(日本経済評論社、1998年)、『通商産業政策史9 産業技術政策』(通商産業政策史編纂委員会編、経済産業調査会、2011年)、『近代日本の研究開発体制』(名古屋大学出版会、2012年、日経・経済図書文化賞、企業家研究フォーラム賞受賞)、『近代大阪の工業教育』(大阪大学出版会、2012年)、『近代大阪の産業発展』(有斐閣、2013年)、『八木秀次』(吉川弘文館、2013年)、『マザーマシンの夢』(名古屋大学出版会、2013年)、『機械工業』(日本経営史研究所、2015年)、『帝国日本の技術者たち』(吉川弘文館、2015年)、『日本の技能形成』(名古屋大学出版会、2016年)、『久保田権四郎』(PHP研究所、2017年)、『見えない産業』(名古屋大学出版会、2017年)、『海軍技術者の戦後史』(名古屋大学出版会、2019年)、『現代大阪経済史』(有斐閣、2019年)、『技能形成の戦後史』(名古屋大学出版会、2021年)、『輸出立国の時代』(名古屋大学出版会、2022年)

「2023年 『日本帝国圏鉄道史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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