- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784816336232
感想・レビュー・書評
-
●光を選ぶ
光の当たり方によって物の見え方は変わる。
魅力的な光を求めて別の角度からみてみる。
フラッシュを使うと立体感のないベタッとした描写になるし、
光の届く範囲も決まってるので、近くにしか光が当たらない不自然な写真になる。
オートホワイトバランス(AWB)は色かぶりを除去する機能。
色かぶりとは光源の種類によって被写体が変な色に見える現象。
早朝・夕方 赤く見える
日陰・曇天・雪 青く見える
蛍光灯 緑に見える
白熱灯 赤く見える
●露出を決める
露出とは撮影時に撮像素子に光をあてること。
レンズ絞りとシャッター速度を調整して、
光の量をコントロールすることで写真は適切な明るさになる。
デジカメは「明るすぎるもの・暗すぎるものを
中間的な明るさ(18%グレイの明るさ)に調整する傾向」がある。
デジカメは露出オーバー(明るすぎる)に弱い。
若干アンダー気味に撮っておくとレタッチしやすい。
明るさがないとシャッター速度が遅くなる。
自動的に搾りをあけシャッター速度が遅くするので、
被写体ブレと手ブレが起こりやすい。
ISO感度を高くするとシャッター速度が速くなる。
感度を上げるとノイズが多くなり、低画質になる。
絞りF2.0〜F8.0の場合。
2.0 数字の小さいほうが絞り開放。ピント位置前後のボケが多くなる。
8.0 ボケの量がほとんどゼロ。全体にピントがあっている。
白いものを撮る プラス側に露出補正
黒いものを撮る マイナス側に露出補正
補正しないと灰色っぽく写ってしまう。
●手ブレを防ぐ
カメラを構えるときに脇を締める
壁に寄りかかる等で自分を固定
三脚を使う
安定したものの上にカメラを置く
自分の胸に三脚を固定する など
●視線の誘導とアイストップ
道路(河川とかも)はフレーム内に非常に強い線を描き、
見る人の視線を道路に沿って誘導する。
道路の中央に立ち、消失点をフレームの奥に持っていく図法(透視図法)。
最も古典的かつ効果的だが、あまりに素朴。
道路の方向を斜めにズラす。
アイストップに印象的な形の建築物を持ってくる。等。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
普通の写真の本には書いてないことが書いてある。