大人のためのデジカメ散歩術

著者 :
  • ナツメ社
4.50
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784816336232

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ●光を選ぶ
    光の当たり方によって物の見え方は変わる。
    魅力的な光を求めて別の角度からみてみる。
    フラッシュを使うと立体感のないベタッとした描写になるし、
    光の届く範囲も決まってるので、近くにしか光が当たらない不自然な写真になる。
    オートホワイトバランス(AWB)は色かぶりを除去する機能。
    色かぶりとは光源の種類によって被写体が変な色に見える現象。
    早朝・夕方 赤く見える
    日陰・曇天・雪 青く見える
    蛍光灯 緑に見える
    白熱灯 赤く見える

    ●露出を決める
    露出とは撮影時に撮像素子に光をあてること。
    レンズ絞りとシャッター速度を調整して、
    光の量をコントロールすることで写真は適切な明るさになる。
    デジカメは「明るすぎるもの・暗すぎるものを
    中間的な明るさ(18%グレイの明るさ)に調整する傾向」がある。
    デジカメは露出オーバー(明るすぎる)に弱い。
    若干アンダー気味に撮っておくとレタッチしやすい。
    明るさがないとシャッター速度が遅くなる。
    自動的に搾りをあけシャッター速度が遅くするので、
    被写体ブレと手ブレが起こりやすい。
    ISO感度を高くするとシャッター速度が速くなる。
    感度を上げるとノイズが多くなり、低画質になる。

    絞りF2.0〜F8.0の場合。
    2.0 数字の小さいほうが絞り開放。ピント位置前後のボケが多くなる。
    8.0 ボケの量がほとんどゼロ。全体にピントがあっている。

    白いものを撮る プラス側に露出補正
    黒いものを撮る マイナス側に露出補正
    補正しないと灰色っぽく写ってしまう。

    ●手ブレを防ぐ
    カメラを構えるときに脇を締める
    壁に寄りかかる等で自分を固定
    三脚を使う
    安定したものの上にカメラを置く
    自分の胸に三脚を固定する など


    ●視線の誘導とアイストップ
    道路(河川とかも)はフレーム内に非常に強い線を描き、
    見る人の視線を道路に沿って誘導する。
    道路の中央に立ち、消失点をフレームの奥に持っていく図法(透視図法)。
    最も古典的かつ効果的だが、あまりに素朴。
    道路の方向を斜めにズラす。
    アイストップに印象的な形の建築物を持ってくる。等。

  • 普通の写真の本には書いてないことが書いてある。

  • 猫を撮るあれこれの工夫。

    「目を写した方がインパクトのある写真になります」
    姿勢を低くし、被写体と同じくらいの目線から取れとのこと。

    白い猫を撮る時は、プラスに露出補正、黒い猫を撮る時は、マイナスに露出補正。
    逆光の猫を撮る方法がある。輪郭が光る。

全4件中 1 - 4件を表示

小幡浩二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×