タイムマシンと時空の科学 (図解雑学)

著者 : 真貝寿明

• ナツメ社 (2011年2月16日発売)

作品紹介・あらすじ

タイムマシンに関連する最新の物理学研究を紹介し、タイムトラベルの可能性と問題点をやさしく解説します。物理や宇宙の不思議な世界へご招待。

感想・レビュー・書評

[KKさんの感想 · 2021年12月24日]

わくわく、とにかく楽しく読める

[高坂凪穂さんの感想 · 2022年9月3日]

　CERNでのブラックホールの実験、アインシュタイン以前の物理学、エーテル、ブラックホールや中性子星を利用したタイムマシン、球殻状のタイムマシン、光円錐時空タイムマシン、レーザー光タイムマシン、超ひも理論とM理論、ブレーンワールド、ブレーンワールド型タイムマシン…と、他の時間論やタイムトラベル関連の本では記述されていないトピックが書かれていて、興味深くて面白いです。
　時間論やタイムトラベル関連の本で、よく相対性理論・時空特異点・ブラックホール・ワームホールが取り上げられていますが、相対性理論を信じる根拠や限界、時空特異点の問題、ブラックホールとワームホールの二重性など、他の本とは違った視点が取り上げられています。
　P.17の｢博識ぶっていますが、じつは必死に調べました。｣に大爆笑!著者の真貝寿明氏は、湯川学や上田次郎風にキメてみたりして、お笑いの才能もお有りになるんじゃないでしょうか。

[大阪工業大学図書館 枚方分館さんの感想 · 2012年3月28日]

資料ID：98101258
請求記号：421.2||S
配置場所：普通図書

超オススメ！！
これは、読まなきゃいけないよ～
図解雑学シリーズって、結構色々あるけど･･･
なんといっても、真貝先生の似顔絵がソックリ！
楽しく読めるので、是非とも皆さん読みましょう～

著者プロフィール

1966年東京都生まれ。大阪工業大学情報科学部教授。理化学研究所客員研究員。博士（理学）。専門は一般相対性理論・宇宙物理学（ブラックホール、重力波、高次元宇宙など）・天文文化学（文化史と科学史の融合）。


「2023年 『宇宙検閲官仮説　「裸の特異点」は隠されるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」