- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784816364211
作品紹介・あらすじ
地政学とは、その国の特徴や、国と国との関係を、地理的な側面から読み解く学問。国際的な問題がどんな原因で起き、これからどうなっていくかを予測し、解決するためにはどうするべきかを考える強力なツールとなります。本書では、マンガや地図・写真を多く交えながら、わかりやすく解説しました。
感想・レビュー・書評
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ハートランドとリムランドで大概が説明できる。
地政学の観点を持つことで、歴史の理解が一段としやすくなる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今まで全く興味のない分野だったけど、わかりやすくかった。国は、場所によってある程度性質が決まってくるんだなと感じた。これからニュースの見方が変わりそう。
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地政学入門に最適
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地政学は、日本では戦前に大東亜共栄圏の構想を打ち出し、戦争へと導いた学問としてタブー視されてきた。そのため戦後の社会科教育では。地理と政治、地理と戦争を結びつけて考える発想が排除されていた。
だから日本人は世界の情勢に疎いんだなということが地政学を学んで気付いたことだった。地理的な背景を理解した上でじゃないと、他国の歴史だったり現在の情勢の本質が理解できないと思うのでもう一冊くらい地政学の本を読んで地政学の考え方を自分のものにしたい。 -
地政学という言葉すら知らなかった自分にとって擬人化キャラクターや世界地図や挿絵の多さがとにかく読みやすかった。各国の歴史や思惑は地理に基づいている、というのは言われたら至極当然の事なのにその発想すら出来なかった理由が日本の教育にある事も分かり、これをきっかけに世界の見方は明らかに変わった。最初に読んでよかった感謝の一冊