教養として知っておきたい 地政学 (スッキリわかるシリーズ)

  • ナツメ社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784816364211

作品紹介・あらすじ

地政学とは、その国の特徴や、国と国との関係を、地理的な側面から読み解く学問。国際的な問題がどんな原因で起き、これからどうなっていくかを予測し、解決するためにはどうするべきかを考える強力なツールとなります。本書では、マンガや地図・写真を多く交えながら、わかりやすく解説しました。

感想・レビュー・書評

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  • ハートランドとリムランドで大概が説明できる。
    地政学の観点を持つことで、歴史の理解が一段としやすくなる。

  • 地政学、よく本屋で似たような本をみて気になっていた。世界史のやり直しという点でも随分勉強になった!
    北方領土をロシアが返さない意味→北方領土を日本に返還すると、アメリカ軍が駐在する可能性があり、ロシアは近くにアメリカ軍を置いてほしくないから、太平洋に抜ける航路がたたれるから
    中国が台湾に固執して、そして台湾の存続にアメリカが強く反対している理由→中国は太平洋に向かって海洋進出するには台湾は大変重要な位置にあるから。アメリカは中国の海洋進出を阻止したいから

    地政学的にみると北方領土も台湾もたいへん重要なんだなぁ。


    そして中東の混乱も…もう一度おさらいできて良かった。

  • 今まで全く興味のない分野だったけど、わかりやすくかった。国は、場所によってある程度性質が決まってくるんだなと感じた。これからニュースの見方が変わりそう。

  • 地政学入門に最適

  • 地政学は、日本では戦前に大東亜共栄圏の構想を打ち出し、戦争へと導いた学問としてタブー視されてきた。そのため戦後の社会科教育では。地理と政治、地理と戦争を結びつけて考える発想が排除されていた。
    だから日本人は世界の情勢に疎いんだなということが地政学を学んで気付いたことだった。地理的な背景を理解した上でじゃないと、他国の歴史だったり現在の情勢の本質が理解できないと思うのでもう一冊くらい地政学の本を読んで地政学の考え方を自分のものにしたい。

  • 地政学についての基本が読み解ける本。この本だけで専門知識が身についたというのは無理があるが、入門には最適な一冊のように感じた。

  • 地政学という言葉すら知らなかった自分にとって擬人化キャラクターや世界地図や挿絵の多さがとにかく読みやすかった。各国の歴史や思惑は地理に基づいている、というのは言われたら至極当然の事なのにその発想すら出来なかった理由が日本の教育にある事も分かり、これをきっかけに世界の見方は明らかに変わった。最初に読んでよかった感謝の一冊

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