- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784816373749
作品紹介・あらすじ
現代の医学・医療は、一朝一夕にしてできあがったものではありません。
古代ギリシアのヒポクラテスや古代ローマのガレノスからはじまる長い歴史の中で、
人体と病気についての発見が積み重ねられ、病気を診断する技術や治療する医薬が
つぎつぎと開発されてきました。
19世紀以後に人体と病気を科学的に探求する近代医学が誕生して、医学・医療は
着実に進歩するようになり、最近の30年ほどは進歩が加速して高度に発展し、
精密な診断・治療ができるようになりました。
◆不断の努力+ひらめきが発見につながる
医学・医療の進歩は、研究者や技術者たちの努力が実ったものですが、そこにはさらに
「ひらめき」の力も大きな役割を果たしてきました。
「ひらめき」というのは、それまで何かよくわからなかったものごとが、
しくみや理由に気がついて驚くほどによくわかってしまう瞬間です。
急にひらめいて謎が解けるような発見は、誰もがどこかで経験していることでしょう。
本書では、医学の歴史を4つのテーマに分けて、さまざまな発見や開発を支えてきた
「ひらめき」の数々を眺めていきます。
感想・レビュー・書評
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【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/480970 -
医学部分館2階書架 : WZ040/NAR : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410169956
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/803259 -
古代ギリシャ、古代ローマの時代から現代にいたるまで、身体と病気についての発見や、それをどう克服してきたかがわかる本である。
1990年代ぐらいは、不治の病だったがんやエイズも、30年経った今となってはかなり克服できていることや、心臓の外科手術などにより、いちいちメスを体に入れなくてもできるようになったこと、また、ここ数年人類を震撼させたCOVID-19も克服でき、近い将来としてはアルツハイマーの治療や肥満解消なども克服できそうであるということについてこれまでの医学の発展と共に時系列で追えるのが良かった。 -
今の医学がどのような積み重ねでここまできたのか、ノーベル賞を取るような研究は一体どのような点で素晴らしかったのか、駆け足で端的にまとめられている。
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学生選書ツアー2023選書図書
【所在・貸出状況を見る】
https://sistlb.sist.ac.jp/opac/search?q=9784816373749 -
医学の進歩をその発見の歴史から解説している
がんの原因のメカニズム解明は、がんを引き起こすウィルスが存在が発見されたことが契機となり、さらに研究が続けられがん遺伝子の発見につながった。と言う話など勉強になることが多かった。 -
見開きでイラストでざっくり医学の歴史がわかる。コンパクトで大事なことだけわかるので、初学者はもちろん、読み物だと腰が引けてしまう人にもおすすめ。
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【請求記号:490 ナ】