幻視の英雄たち: MONO

著者 : 天野喜孝

• ANZ堂 (1993年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ぷうさんの感想 · 2012年3月31日]

天野喜孝氏は、絢爛たる色彩にみちた幻想画で評価を受けていますが、彼が一番すごいのは実はモノクロイラストである、と今でも思っています。

かつて朝日ソノラマ文庫やハヤカワ文庫のファンタジー小説や伝奇小説に添えられた、天野氏の挿絵。小説の補助的な添え物というには余りに存在が大きくて、そこから物語が生まれていくこともしばしばでした。

なにより、この人の大胆でケレン味のある黒の使い方。本当に最高です。

[かよりん♪さんの感想 · 2009年5月8日]

所在：実家

[津崎りんさんの感想 · 2006年11月24日]

挿画というものが好きなので、一冊紹介するならこれを。

著者プロフィール

1952年、静岡生まれ。イラストレーター。ゲームソフト「ファイナルファンタジー」のキャラクターデザイン、ビジュアルコンセプトを担当。また、小説の装画、挿絵を手がけるほか、舞台美術、映画監督などで、世界的に活躍中。

「2018年 『バロルの晩餐会 ハロウィンと五つの謎々』 で使われていた紹介文から引用しています。」