むし歯ってみがけばとまるんだヨ 削って詰めるなんてもったいない!

著者 :
  • 梨の木舎
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本棚登録 : 49
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784816608025

作品紹介・あらすじ

子どもたちに健全な永久歯列をプレゼントする歯の育児書!むし歯はとまる、とまっていれば大丈夫です。杉並で二十年間歯科健診医をつとめる岡田先生が長年の経験から得た、むし歯で削らないためのスキルとインフォメーションをお母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃんにつたえます。

感想・レビュー・書評

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  •  著者は小児の歯科検診をされていた方。小児歯科検診で分かったことが書かれています。
     私は子ども時代や若い頃は虫歯になったら削って詰めればいいんだろうと軽く考えていました。
     中年になってようやく残った歯が貴重に思えてきて歯を大事にしようと思い出したところです。
     本書で書かれているようなことをもっと若い頃から知っておきたかったですね。
       http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180109/p1

  • 歯の付き合い方。
    小児科医視点が子供と親にむけたメッセージがつまっていてよい。
    子どものときの予防と習慣次第。

  • 良著
    どこを磨くべきかいつまで仕上げ磨きをするべきか歯磨きに関する情報がまとめられている。

  • 毎日食事をして、お世話になっている歯なのに
    全然解ってなかったなぁ。
    きちんと手入れをすれば虫歯は進行しない!ってすごく新鮮でした。
    こういう先生ばかりならいいのに。
    開業して生き残るためには、それが真実だとしても目を閉じないといけないんですかね。
    ウチの地域は集団検診じゃないだけマシかな?

  • 最近、歯が「ズキン」って来ることがあって、もしかしたらむし歯かもしれないな、なんて思ってた矢先。

    図書館で見つけて、「マヂで!?」なんて即借りして読んでました。
    なるほどなるほど。。。ちっちゃい子の歯磨きが大事な理由と、自分のわかってなかったとこが書いてあって勉強になりました。

    この本、ママさんは読んだ方がいいと思いますよ。
    子供にとっていちばん身近にいる医者はママさんすからね。

    歯って、溶けてなおって溶けてなおってを繰り返してるんですね。
    で、なおるのに唾液が必要で、その唾液の届きにくい部分、歯の隙間とか歯垢のたまりやすい部分は唾液の届かない膜ができちゃったりして、そうなると溶けるしかなくなってむし歯になる、と。だから噛み合わせで擦れる部分はむし歯になる膜がいつも壊されて、虫歯にならない。下前歯の近くに唾液の出る部分があるから、その周辺もむし歯になりにくい。

    そんなことが書いてありました。
    ただ、これを知ってる歯科医も少なくて、だからかぶせて対応が常識になっちゃってるんだそうだ。

    よし、いっちょ自力で直すぞー。
    キシリトールと歯磨きで普通はカバーできるハズっ!

  • 基本、お子さんがいる方向けの本ですね。
    たしかに虫歯の概念を覆します。
    削る必要のない進行が止まった虫歯「はなまるむし歯」なんて概念知らなかった。
    今年はいい歯医者さんに巡り合ってちゃんと治療しよう。

  • 知っていましたか、このこと? 糖とムシバ菌で歯が溶けるのがむし歯。でも口の中をきれいにしていると、唾液の作用で歯が再石灰化され(つまりむし歯になりかけが止まる)むし歯にはならないのですって。だから糖分や汚れをきちんと落として、歯が直接唾液に触れている時間を長くすること、これでむし歯は防げるし、進まない! もっと早く知りたかったぁ!!

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著者プロフィール

岡田弥生
1954年愛知県岡崎市生まれ。
東京医科歯科大学歯学部、名古屋大学大学院医学研究科(口腔外科学専攻)卒業。
受け手の側から歯科医療を良くしていくことを目指して「草の根歯科研究会」を主宰。
杉並区の保健所に勤務。早期退職後、健診クリニックを開設するが、保険非適用・訪問専門のため、
歯科医院で非常勤によるの保険診療を行っている。

主な著書
『おいしく・生きる』
『高齢期の口腔ケア』
『むし歯ってみがけばとまるんだヨー削って詰めるなんてもったいない!』

「2018年 『シニアのための口腔ケア』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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