現代経営情報システムの研究

著者 : 遠山暁

• 日科技連出版社 (1998年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

経営情報システムは、情報技術だけにとらわれるのではなく、人間による情報処理機能との整合性をとることによって構築されなければならない。本書では、対面的相互作用による人的・信頼関係を前提にした集団的意思決定や現場重視の発想および情報共有と学習のメカニズムなど日本型経営システムの特性を絶えず意識して、国際化・共生時代の日本型経営情報システム-情報技術と人間の整合性ある情報システム-のあるべき姿を、組織サイバネティックスの視点から論及している。

感想・レビュー・書評

[hmk404さんの感想 · 2012年7月6日]

日本型経営については、特によくまとまっていてわかりやすかったように思う。
また、わかりやすい事例と共に、組織やネットワークにおける人間の関係性についても論じられていてよかった。
ただ、全体として文章にサービスが少ないというか、やや読み辛いように感じる箇所も多かった。

著者プロフィール

中央大学名誉教授

「2021年 『現代経営情報論』 で使われていた紹介文から引用しています。」