微積分のはなし 上―変化と結果を知るテクニック

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  • 日科技連出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784817192431

感想・レビュー・書評

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  • 巷では「統計学が最強の学問である」と豪語する輩が増えてきており、そうか、そこまで言うんだったらひとつ試してみるかと手に取ってみたら理解できず撃沈。結局数学的な知識が乏しいのでは、と思い読んでみた本書。

    もともと、数字とか公式とかが苦手な人間だけど、ただの丸暗記する参考書と違い、理論的に丁寧に解説してくれていて、読み物として楽しく読めた。微分は物事がどう変化しているか、積分はその結果どうなったか。数学分かるひとには当たり前のことだろうけど、なんで数学なんてやんなきゃならないんだよーと高校時代投げ出していた僕には、ちゃんと意味があるんだと認識することができた。

    ただ、ある程度の公式の暗記と思考の展開はどうしても必要なんだね。読んだだけじゃ使えないだろうし、高校の問題集でも暇つぶしに解いてみようかな。

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著者プロフィール

1930年 秋田県に生まれる
1953年 東京工業大学機械工学科卒業
防衛庁空幕技術部長、航空実験団司令、 西部航空方面隊司令官、航空幕僚長を歴任
1987年 退官。その後、防衛庁技術研究本部技術顧問、お茶の水女子大非常勤講師、日本電気株式会社顧問
2021年 逝去

「2022年 『統計のはなし【第3版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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