- Amazon.co.jp ・本 (105ページ)
- / ISBN・EAN: 9784817195180
作品紹介・あらすじ
特に人や組織などマネジメントにおける人間的側面に注目。古典から現代までマネジメントの理論をしっかりと学び、企業の具体的な実践事例を考えていく。
感想・レビュー・書評
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簡潔にまとめられていて、わかりやすい。
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ちょこっと参考になったけど、専門用語が多くてあんまりかな
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はしがき
第1章 働くということ(浦上昌則)
ストーリー第1話 「出遅れたわね」
――就職って何だ?
1 この社会に生きること
2 働くことと職業に就いて働くこと
3 学ぶことと働くこと
ケーススタディ 上村君の働く意味
第2章 採用と就職(竹内倫和)
ストーリー第2話 “ますますのご活躍をお祈り申し上げます。”
1 企業における採用管理
2 採用計画の立案
3 採用活動の展開
ケーススタディ 面接で何を評価したら良いのか
第3章 組織と私(竹内倫和)
ストーリー第3話 会社に入る
1 組織における職業生活の始まり
2 組織適応・不適応の結果
3 組織へうまく適応するには
ケーススタディ 新入社員の育成
第4章 リーダーシップ(竹内規彦)
――管理者・経営者の役割
ストーリー第4話 リーダーシップとマネージャー
1 リーダーシップとは何か
2 環境変化とリーダーシップ
――モデルとなるリーダー像の変遷
3 ダイナミックな環境におけるリーダーシップ
ケーススタディ 旅館経営者・吉田進の苦悩
第5章 ワーク・モチベーション(林 洋一郎)
ストーリー第5話 やる気の出しかた,保ちかた
1 ワーク・モチベーションの定義
2 欲求と特性の理論
――やる気の源泉は個人の欲求
3 認知的選択理論
――やる気が強まるプロセスに注目する
4 自己制御理論
――やる気を促すウィルパワー,意志の力
5 まとめとワーク・モチベーション研究の今後
ケーススタディ アルバイトのモチベーション向上策
第6章 コミュニケーション(伊波和恵)
――人と人との橋渡し
ストーリー第6話 職場のコミュニケーション
1 職場の人間関係とコミュニケーション
2 仕事をしやすくするコミュニケーションの方法とは?
ケーススタディ 新リーダーは理解がない上司なのか
第7章 キャリア発達(鄭 有希)
ストーリー第7話 5年後の僕たちは
1 キャリアとは
2 キャリア発達理論
3 新しいキャリアパラダイム
ケーススタディ 転 職
第8章 人事マネジメント・教育研修(山本 寛)
ストーリー第8話 大人の勉強
――管理職への挑戦
1 人事マネジメント――その特徴と領域
2 業績評価――組織の中で,個人はどのように評価されるのか?
3 教育研修――組織と個人,両方にとって望ましい能力開発とは
ケーススタディ 教育研修のケース
第9章 起 業(髙石光一)
ストーリー第9話 起業するということ
1 なぜ,だれが起業するのか
2 起業の心理学
――起業家のパーソナリティ,認知構造,類型学
3 起業成功のメカニズム
ケーススタディ 栄子さんの起業
第10章 経営革新(髙石光一)
ストーリー第10話 “日々創出,日々前進!”
――経営革新
1 企業の成長・発展と経営革新
――なぜ,経営革新に取り組むのか
2 経営革新の心理学
3 経営革新を実現する組織
ケーススタディ 社員たちによる経営革新
第11章 心の健康(伊波和恵)
ストーリー第11話 心が風邪をひいた
――同期のうつ
1 ストレスとストレス反応
2 メンタルヘルス不全
3 セルフケアとラインケア
ケーススタディ メンタルヘルス不全
――働きながら治せますか
第12章 働く環境の質(施 桂栄)
ストーリー第12話 職場環境を見直す
1 安全な作業環境を保つ組織とは
2 安心して働きやすい人的環境とは
ケーススタディ コンプライアンスのケース(チャレンジャー号爆発事故)
補 章 働くことと心理学(岡村一成)
1 心理学の知識が産業界で応用された初期の頃
2 モチベーション管理の研究
3 リーダーシップの研究
4 人事心理学分野の研究
5 作業心理学分野の研究
6 マーケティング分野の研究
事項索引/人名索引 -
タイトルを見て買ってみたものの、
蓋を開けるといわゆるマネジメントに関する本。
あまり心理学に特化した話は無かったように思う。
※マズローの欲求段階説等はあるが、
あくまで紹介レベル。
とはいえ、円滑にマネジメントするためには、
人間の感情や意思に配慮した形で進めないといけないのはその通り。
正直言うと、もう少し事例等があれば良かったですが、
経営心理学入門という固いサブタイトルからすると、
こんなもんかなあってところか。
【勉強になったこと】
・優れたリーダーとは
①自信を持って発言すること
②対人能力
③精力的に活動している
④責任感がある
上記を備えており、時と場合に応じて、
強くメンバーを率いたり、
逆に話しかけられやすい雰囲気を出したり
といったことが出来ることがベスト。
・不測の事態に備えるため(強い組織になるため)には、
失敗から教訓を得て、それを基に改善活動を推進出来ること
がMust要件。
失敗することが悪いことではない。
チャレンジして失敗して、その後どう改善するかで
組織は強くなっていく。
・組織の根幹である文化を変えるには、
トップダウンアプローチしかない。
ボトムアップでも出来なくは無いが、
かなりの困難と時間を要する。
・個々人が形成するキャリアは以下8つの組み合わせ
①専門職能タイプ
②全般管理タイプ
③自律・独立タイプ
④保障・安定タイプ
⑤起業・創造タイプ
⑥奉仕・貢献タイプ
⑦純粋な調整タイプ
⑧生活重視タイプ
自分は、①, ③, ⑦かなあと思う。
・自己責任を持たせるには、「選択の自由」と「情報の開示」が必須。
これなくして、自己責任とはいえない。 -
東2法経図・開架 336.4A/N38m//K