看護覚え書き: 本当の看護とそうでない看護

著者 : フローレンス・ナイチンゲール 小玉香津子 尾田葉子

• 日本看護協会出版会 (2004年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[長野保健医療大学図書館さんの感想 · 2023年4月27日]

本学OPACはこちらから↓
https://nuhm-lib.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=017032

[dekadannaさんの感想 · 2018年11月12日]

ナインチンゲールによる、初版の翻訳書。ナイチンゲールにして、初版は完璧で削る部分はないと言わせた書。その精神を大事にし、増補版とは別に訳出しているという。内容的には、換気の重要性が説かれているのが、非常に印象的。悪い空気をいくら取り入れてもしょうがないというのは、窓開けとけばいいと思っていた自分の考えが浅かったことを思い知らされた。少し考えれば分かりそうなものだが、気が付かなかった。世の中そういうものが多そう。しっかり頭を使っていくということを心がけねばと改めて思った。

[いっちんさんの感想 · 2017年5月29日]

学校の授業とレポート提出のために読了。まわりくどく原書そのままの翻訳なので若干のわかりにくさはあるもののナイチンゲールの教えを学ぶには十分。

[seiryolibさんの感想 · 2010年3月2日]

図書館所蔵【492.901NI】

著者プロフィール

イギリスの富裕層の令嬢として両親の新婚旅行先のフィレンツェで生まれ、当地の英語読みである「フローレンス」と名づけられる。１８５４年、クリミア戦争のさなか、看護婦として従軍。野戦病院の総責任者として、衛生環境改善、病院内のシステム改革に手腕を発揮した。戦争終結後イギリスに戻り、ナイチンゲール看護学校の設立をはじめ精力的に活動し、近代看護の祖と呼ばれる。また数多くの著作を遺し、看護する者の心得を説いた『看護覚え書き』はいまも看護師のあいだでバイブルとして読み継がれている。

「2019年 『Ｔｒｕｔｈ』 で使われていた紹介文から引用しています。」