お悩み天国: 治勲の爆笑人生相談室

著者 : 趙治勲

• 日本棋院 (2013年12月1日発売)

作品紹介・あらすじ

「旦那が脱いだ服を片付けません…」「女性にモテたい!」「碁に負けると眠れません…」天才治勲が壊れた!!囲碁界巨匠の回答は、ぎりぎりセーフ?「ひとりごとコラム」「おもしろ年表」も収録。

感想・レビュー・書評

[tanaka9999さんの感想 · 2019年3月30日]

笑える人生相談の第１巻。第３巻から逆に読む。第１巻が一番、真面目な、囲碁に関係がある回答があるような気がする。これはこれで面白い。

[fz400さんの感想 · 2016年4月16日]

２５世本因坊趙治勲の著書です。

読者のお悩みに回答する形をとっています。お悩みは「夫が片付けをしません」とか「万波先生（他の棋士）のサインを下さい」とか珍問から真面目な質問まで幅広く、それに応える趙治勲先生の回答が面白すぎます。テキトーな答えから愛のある答えまで趙治勲ワールド炸裂です。

囲碁に興味がない人にも楽しめると思います。勿論囲碁を知っている人には趙治勲先生の凄さからのギャップに説得力と爆笑を感じると思います。

[okadataさんの感想 · 2014年8月15日]

週刊碁の人気企画が書籍化、子供のころ趙治勲と言えば神様のようなものだったが、今やほぼ見かけは仙人か世捨て人と化している。その一番の特徴の髪型の秘密や、小林光一さんとの不仲説の秘密、何でも質問に応えてくれます。オタキングほどのひねりはないが投稿が採用されると趙治勲のサインがついてくる上、いちどは万波さんのサインまでついてきた。

質問者も初心者から三村プロまでと幅広い。趙治勲さんの一目シリーズは1冊読むと5級が4級に上がる様に設定してある。1冊で5段になれる様な本は著者にも読書にも優しくないんだそうだ。繰り返し読んでいくらでも答えを見て、理屈は分からなくてもその手を打てる様になれば確かに強くなれる。

しかし、噂によると趙治勲を一番楽しめるのは大盤解説だそうだ。放送できないことをいっぱい言ってるらしい。なかなか行く機会がない。

[kiyotuneさんの感想 · 2014年8月3日]

ちくん、好きだ。年表がアンサイクロペディアの内容より断然面白い。阪急の納涼囲碁祭りに来てくれないかしら…。

著者プロフィール

趙治勲(チョウチクン)
1956年６月20日生まれ。韓国釜山市出身。62年来日、故木谷實九段に入門。68年、11歳で入段。71年、五段。81年、九段。75年、第12期プロ十傑戦で初のビッグタイトルを獲得、その後各種棋戦で活躍し、80年、名人位に就く。以後84年まで５連覇、名誉名人の資格を得る。81年、本因坊と併せ持ち、タイトル戦史上４人目の名人・本因坊となる。82年、名人、本因坊、十段、鶴聖の４冠を制す。83年、棋聖位を獲得、３大タイトルを独占。棋聖位３連覇。87年、天元位を獲得し、史上初のグランドスラム（７大タイトル制覇）達成。タイトル獲得数73。

「2023年 『令和版　囲碁　ひと目の定石』 で使われていた紹介文から引用しています。」