あらすじで読む三浦綾子 名著36選

  • 日本キリスト教団出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784818410398

作品紹介・あらすじ

三浦綾子生誕100年記念出版!

『氷点』『塩狩峠』『海嶺』『銃口』など、今でも多くの読者を惹きつける三浦綾子の作品。その中から36作品を厳選し、三浦文学の専門家3名が「背景と解説」「あらすじ」を紹介する。人間の生き方を考えさせ、時代を超えて読み継がれる三浦文学の魅力が詰まった一冊。

【目次】
今 なぜ三浦綾子なのか……森下辰衛
1 氷点……森下辰衛
2 続氷点……森下辰衛
3 ひつじが丘……上出恵子
4 塩狩峠……奥野政元
5 道ありき……森下辰衛
6 天北原野……上出恵子
7 海嶺……森下辰衛
8 泥流地帯……奥野政元
9 続泥流地帯……奥野政元
10 銃口……上出恵子
11 裁きの家……森下辰衛
12 積木の箱……森下辰衛
13 この土の器をも……森下辰衛
14 愛の鬼才……森下辰衛
15 細川ガラシャ夫人……上出恵子
16 草のうた……奥野政元
17 夕あり朝あり……上出恵子
18 母……森下辰衛
19 石ころのうた……奥野政元
20 岩に立つ……上出恵子
21 われ弱ければ……上出恵子
22 ちいろば先生物語……森下辰衛
23 千利休とその妻たち……森下辰衛
24 嵐吹く時も……上出恵子
25 広き迷路……森下辰衛
26 残像……森下辰衛
27 青い棘……上出恵子
28 石の森……森下辰衛
29 水なき雲……森下辰衛
30 果て遠き丘……上出恵子
31 自我の構図……森下辰衛
32 雪のアルバム……上出恵子
33 あのポプラの上が空……森下辰衛
34 帰りこぬ風……上出恵子
35 病めるときも……森下辰衛
36 貝殻……森下辰衛

感想・レビュー・書評

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  • アナウンサーの堀井美香さんが三浦綾子の「母」を朗読したという話を聞いた直後に、たまたま書架に見つけた本。「母」のあらすじはもちろん、「氷点」や「塩狩峠」に始まり自伝的物語などなど各作品のあらすじを一気に読めて爽快。

    いやしかし各作品のテーマのなんと重いことよ。三浦さんはキリスト教信者として書くことでその使命を果たしたいと思われていたそうで、自ずとテーマは原罪だったり許し、苦難といったキリスト教的テーマなのだが、それにしても二重三重にのしかかる苦難に、あらすじを読んでいるだけで息苦しくなる。愛憎表現も昔のドラマを見ているように一途であるかと思えば陰湿だったり極端だったり。

    どの話も向き合って読破したい気持ちが湧く反面、自分にはもう三浦さんのご著書を読み切るエネルギーがないのではないかとも思ってしまう。あらすじだけでこれだけの力を発する三浦作品の威力。すごい。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/786605

  • あの有名な氷点がデビュー作だったとは驚きである。
    まだ三浦綾子氏の作品は読んだ事がないので、ざっくりと内容が知れた点は良いですが、本当にあらすじしか書いてないので、名前がたくさん出てくると混乱する。
    ちゃんと小説を読むべきだ(笑)

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著者プロフィール

1962年岡山県生まれ。1992年から14年間福岡女学院大学で日本近代文学などを講義。2006年旭川市に移住し三浦綾子記念文学館特別研究員となる。2011年より三浦綾子読書会代表。三浦綾子の心を伝える講演、読書会活動を行なっている。編著書に『「氷点」解凍』(小学館)、『水野源三精選詩集』(日本キリスト教団出版局)がある。

「2016年 『三浦綾子366のことば』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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