コーヒーと南北問題: 「キリマンジャロ」のフードシステム

著者 :
  • 日本経済評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784818815704

作品紹介・あらすじ

一次産品の価格はなぜ生産者に不利なのか。「キリマンジャロ」コーヒーの生産から日本の消費までの事例分析、南北問題論からフードシステム論に至る多様な理論の検討によって、貧困緩和やフェア・トレード等を視野に解明。

感想・レビュー・書評

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  • コーヒーの産業構造がよく分かる。辻村教授の研究対象であるタンザニアでの具体的な価格構造も述べられていて、現状や問題点が分かりやすい。最後に日本のコーヒー消費の様子や(問題解決策としての)フェアトレードの事が書かれているが、今度は日本でのコーヒー産業やフェアトレード市場の分析をしていきたい。

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著者プロフィール

辻村 英之(つじむら・ひでゆき)……1967年生まれ。京都大学大学院農学研究科修了(農学博士)。金沢大学経済学部助教授を経て、現在、京都大学農学研究科(農業食料組織経営学分野)教授。おもな単著に『キリマンジャロの農家経済経営』(昭和堂)、『農業を買い支える仕組み』(太田出版)、『おいしいコーヒーの経済論』(太田出版)、『コーヒーと南北問題』(日本経済評論社)、『南部アフリカの農村協同組合』(日本経済評論社)。

「2023年 『季刊『農業と経済』2023年夏号(89巻3号)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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