政党システム

著者 : 岩崎正洋

• 日本経済評論社 (2020年3月4日発売)

作品紹介・あらすじ

投票率低下、無党派層の増大、政党の変容……。選挙や政党を中心とした議会制民主主義はどこへゆくのか。本書は、政党システムを通して民主主義の現在と今後を考える。

【目次】
１　政党と政党システム
　　　政党とは何か／民主主義と政党システムほか
２　政党システムのタイポロジー
　　　類型化の基準／二党制と多党制のバリエーション／サルトーリの七類型ほか
３　政党システムの形成
　　　選挙制度と政党システム／デュペルジェの法則／選挙制度と政党システムとの因果関係ほか
４　政党システムの変容
　　　選挙ヴォラティリティ／政党システムの競合構造ほか
５　一党優位政党制の形成と変容
　　　一党優位体制とは何か／政党システムのタイポロジーと一党優位政党制ほか
６　連立政権と政党システム
　　　連立政権論と政党研究／連立政治のアリーナほか
７　政党衰退論以降の政党研究
　　　ポスト政党衰退論／カルテル政党論の登場／大統領制とガバナンスほか
８　政党政治と民主主義の変容
　　　「政党政治」と「民主主義」／政党研究の系譜／政党研究の今後ほか

感想・レビュー・書評

[桜美林大学図書館さんの感想 · 2022年5月27日]

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/886954

[学習院大学 法経図書センターさんの感想 · 2020年6月17日]

東2法経図・6F開架：315A/I96s//K

著者プロフィール

1965年生。日本大学法学部教授。主著に『比較政治学入門』『ｅデモクラシーと電子投票』など。

「2018年 『日本の連立政権』 で使われていた紹介文から引用しています。」