財務省「オオカミ少年」論

著者 :
  • 産経新聞出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784819111522

作品紹介・あらすじ

増税しなくても100兆円はすぐに確保できる!政府の「外国為替資金特別会計」に眠る米国債→名義上、日銀が買い取って対価の100兆円を政府に供給。政府はこの資金を被災地復興に使い、また脱デフレ・脱円高につぎ込む。世界が驚く巨額財源をゆうゆう確保し、長期的成長戦略で政策投資する姿をデフレや円高で自信を失った日本人と世界中の投資家の目に焼き付けることができる。

感想・レビュー・書評

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  • 書名からはわかりにくいですが、現在のアベノミクスの量的緩和について、理解を深めるのに役に立つ本です。

  • 外国為替資金特別会計に眠る米国債の活用により復興財源を賄いデフレからの脱却を図るというのが著者の主張。勿論、米国債の売却をアメリカが許す訳がないから日銀に引き受けさせろと言うことになる。とどのつまりがお金を刷れということ。高橋洋一氏の主張とほぼ同じであり、最後まで読んでしまったが、目新しさはなく退屈感のみが募った。増税に益なく国力を疲弊させるだけという主張くらいは共感できたか。

  • オイラにゃ、ちょびっとだけ難しいね。
    日本の借金は日本人の借金だからデフォルトしない。
    収支バランス改善には、景気回復によって成すべき。
    その為にデフレ脱却すべきでお金をするべき。
    財源は米国債を日銀が買い取って作る。

    正しい主張なのかどうかの評価が出来ないが、言っていることは分かる。ような気がするのであった。

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著者プロフィール

産経新聞特別記者・編集委員兼論説委員。昭和21年高知県生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、日本経済新聞社入社。 ワシントン特派員、経済部次長・編集委員、米アジア財団(サンフランシスコ)上級フェロー、香港支局長、東京本社編集委員、日本経済研究センター欧米研究会座長(兼任)などを経て2006年産経新聞社に移籍。著書に『日経新聞の真実』(光文社)、『人民元・ドル・円』(岩波書店)、『経済で読む「日・米・中」関係』(扶桑社)、『検証 米中貿易戦争』(マガジンランド)、『日本経済は再生できるか』(ワニブックス)など多数。

「2023年 『金融大波乱 ドル・円・人民元の通貨戦争が始まった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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