- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784820120346
感想・レビュー・書評
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東2法経図・開架 366.99A/Ka94k//K
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狙いはメンタルヘルス向上といったところであるが、主に活力に満ちた職場のやる気をどう作り出すかという内容。ポジティブに組織のあり方を議論して変革させようといった取り組みの本。
問題解決型ではなく、理想形を階層、部門またいで共有し考えることで、風土を変えようという点が面白い。
いろいろメモしておく。
ワーク・エンゲイジメント
仕事に誇りを持ち、仕事にエネルギーを注ぎ、仕事から活力を得てイキイキしてる状態。
熱意、没頭、活力が、揃った状態。
活動水準と仕事への態度・認知の2軸4象限で、ーーバーンアウト、ー+リラックス、+ーワークホリズム、++ワーク・エンゲイジメント
報われない努力は無気力状態を招く
学習性無力状態
行動と結果が随伴しないといけない
心の健康と活力の2軸4象限で、
ーー不活性化組織、+ー低モチベーション組織、ー+、疲弊予備軍組織、++活性化組織
仕事の資源と個人の資源からワーク・エンゲイジメントは成り立つ
仕事の資源のリスト
ー事業場レベル
経営層との信頼関係
変化への対応
個人の尊重
公正な人事評価
キャリア形成
ワーク・セルフ・バランス(ポジティブ)
ー部署レベル
上司の支援
同僚の支援
経済地位/尊重/安定報酬
上司のリーダーシップ
上司の公正な態度
ほめてもらえる職場
失敗を認める職場
ー作業・課題レベル
仕事のコントロール
仕事の意義
役割明確さ
成長の機会
AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)とは問いや探求(インクワイアリー)により、個人の価値や強み、組織全体の真価を発見し認め(アプリシエイティブ)、それらの価値の可能性を最大限に活かした、最も効果的で能力を高く発揮する仕組みを生み出すプロセス
ポジティブアプローチ
ー構築主義の原理、
問題点に焦点を当てない。問題点について議論することは、組織やメンバーを欠陥のあるものとみなす見方に導く。愛着心の低下、不信感、さらなる問題につながる。
ー同時性の原理、
関連するすべての階層、部門の人が最初から参加。
ー詩的隠喩の原理
組織における事実かわ物語を規定するのではなく、人々が協働で作り上げる物語が組織の意味を生み出す。
ー予期成就の原理
ポジティブなイメージ。ビジョンの共有
ーポジティブさの原理
AIがたどるプロセス
発見ー最高体験の物語の、共有
夢ー発見をもとに、理想の将来像を共有
デザインー理想の組織像を描写する宣言文を作成
運命ー
宣言文の状態に、近づくためのアクションが提案される。参加者は積極的に行動する準備が出来ている。
健康いきいき職場つくりワークショップ
ファシリテーターの養成コースもあるらしい
この辺りはもう少し詳しく見てみるか?
講義ーグループ討議ー全体討議