- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784820719588
作品紹介・あらすじ
福祉や医療、教育の現場はもちろん、普段の生活における周囲とのコミュニケーションで大切になる「聴く技術」と、その前に知っておきたい人間の心理をマンガのストーリーと解説で学べる一冊。
ストーリーの主人公は、市役所に勤める二階堂いずみ。新しく開設された部署「耳かたむけ課」に異動になり、次々訪れる市民たちの対応に悪戦苦闘の日々を送っていましたが、風変わりな市長に「傾聴」の大切さについて教えを受けるうちに、市民だけでなく、家族を含めた周囲との関係が変わっていく様子を描いています。
感想・レビュー・書評
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聴き上手になりたい!
と思うのです。
でも気がつくと、
いつも自分が話をして
いるんですよね(汗
よく頷くこと。
キーワードを短く
オウム返しすること。
そして、
共感ならぬ
同感に陥らないこと。
共感の態度は、
相手の思いや
わかってほしいことを、
ひしひしと想像して
感じながら聴くこと。
要するに
相手の話を自分ごとの
ように聴くこと。
相手の話を
聴いているうちに、
自分の心に生まれた
怒りや悲しさに
飲み込まれてしまう、
それは同感。
自分ごとのように聴く
ことと、
自分ごとになって
しまうことは、
似て非なるものですね。
同感になってしまうと
もはや相手の気持ちに
寄り添えません。
正しい、間違っている、
ジャッジは無用。
「この人って
いつもこうだよね」と
レッテルを貼らない。
つまり、
菩薩さまのようになれ
ということなんですね・・・ -
読み初め、「自分はまた安易なテクニックを求めているな」と気いた。自分は元来、非共感的な人間なので、ついつい「フリ」を求めてしまうのだろう。本書の中でも、安易なテクニックを戒め、相手の言葉の背景にある「気持ち」などを対話を通じて一緒に追い求める大切さが説かれていました。傾聴の際には、表面的な受け答えだけにとらわれず、その背景にも気をかけるようにしたいなー。メンタルパワーをたくさん使いそうだけど、ここで省エネしたがるのが人間のサガか。
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職場で借りた本。
やっぱり奥が深い傾聴。
ただ黙って聴くだけじゃなく、相手に共感して聴く。
話し手が話して満足と思えるような傾聴にはまだまだ。改めて、すぐに問題解決してしまおうとしている自分に気付く、、。 -
人の話を聞くお仕事をしている人向けの本かな?マンガもあって読みやすく日常生活にも取り入れたら良いと思う内容もありました。
傾聴は難しいと思いました。 -
共感と同情の違いは知っておいた方が良いです。
共感→話し手の気持ちを同じ人間として理解しようとする態度。
同情→相手のことを自分よりも弱い存在だと見下す態度。 -
7つの習慣から聴き下手と再度自覚してこちらも再読。前は全然理解に繋がらなかったけれど少しは理解に繋がった。マンガでも簡単には理解できないほど傾聴は難しい……。
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わかりやすく、マンガもあるけど無駄が多くなかった。 また読み直してみたい本。 共感と同情、同感は違う。
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マンガで分かりやすかった。
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傾聴はただ聴くだけではなく、とにかく相手に興味を持って理解しようとする姿勢が大事。勘違いしていたところにもたくさん気づいた。「なんて答えよう」と考えている時点で自分に焦点が当たっているというのは衝撃だった。
「同感」というのが考えさせられますね。
よく、妻の話を聞きながら、何か否定的なことを言うと、「別に...
「同感」というのが考えさせられますね。
よく、妻の話を聞きながら、何か否定的なことを言うと、「別に意見は求めていない」ということを言われます(笑)
女性たちの会話を聞いていると、まさに同感のオンパレードのように感じます。
「うんうん」、「わかる〜」、のようなやり取り。
話しながら、自分の考えを整理していくという女性に対しての傾聴は、まさに同感こそが傾聴なのでは…
結論をすぐに求めるという男性に対しては、一切の同感をしないというのは、あっていいだろうな…とか、
考えちゃいますね。
同感というスキルの捉え方が難しいですね。