システム開発の見積りのための実践ファンクションポイント法

著者 : 児玉公信

• 日本能率協会マネジメントセンター (2006年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は、ファンクションポイントという物差しが、見積り、資源配分、スケジューリング進捗などの管理指標として有効なことを、実践を通して明らかにしている。

感想・レビュー・書評

[kaizenさんの感想 · 2011年12月4日]

何のために見積もるのか、誰のために見積もるのかによって、「ファンクションポイント」という道具の使い勝手は違うかもしれない。
ファンクションポイントに何の期待もせずに読めば、本書から得られることがあるかもしれない。

見積もりにファンクションポイントを使えばなんとかなるのではないかという期待を持って読むのはお薦めしない。
道具に振り回されないためには、まず、使う側の目的がゆるぎないかどうかが大切かもしれない。
あるいは、道具に一度振り回されてみて、何に使えるかを掴み取ることが大切かもしれない。