書くスキルUP すぐできる! 企画書の書き方・つくり方 相手を動かす企画書をつくる6つのステップ

  • 日本能率協会マネジメントセンター
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820748250

作品紹介・あらすじ

企画書上級者のプロセスを完全"見える化"。ファクト+課題+解決策+想い、「ひとり歩きできる」企画書が豊富なCASE事例でわかる。

感想・レビュー・書評

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  • 我々の会社では、企画書というと
    JOBの収支計画書がメインになります。

    しかし一般的に企画書は、
    新規プロジェクトなどのアイデアを実現するために
    誰が見てもわかりやすい文書の形式でまとめた書類のこと。

    本日ご紹介する本は、
    一般的な企画書を作成していくプロセスを
    “見える化”した1冊。

    ポイントは
    「事実、課題、解決」

    理想の企画書は3枚程度。

    事実、課題、解決策をそれぞれ1枚にまとめ、
    計3枚で構成するのがわかりやすい形式だということです。



    「事実」

    まず、事実を集めるというプロセスが必要。
    この時点では、推測や仮説は排除します。

    客観的な事実のみを集めることが重要です。


    「課題」

    客観的な事実から、主観的に課題を設定します。

    事実は誰が見ても同じ事実ですが、
    何を課題ととらえるかは、考える人によって異なります。

    事実から課題への解釈の仕方がポイントになります。


    「解説策」

    ”自分が得意なこと”、”自分にできそうにないこと” を整理して、

    自分は何ができるのか?
    誰に何をしてほしいのか?

    説得相手を主人公としたストーリー、
    自分を主人公としたストーリーの2つを考えることが重要です。

    ぜひ、読んでみてください。

    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    企画書に求められるのは、分析を統合して、そこから特定の課題を浮かび上がらせること
    企画書に必要なのは、事実、課題、解決策 + 思い
    事実、課題(解釈)、解決策をそれぞれ1枚にまとめ、計3枚で構成する
    客観的なファクトから、主観的な課題を発見する
    説得相手を主人公としたストーリー、自分を主人公としたストーリーの2つを考える
    自分が得意なこと知っていること。自分にできそうにないこと を書き出す
    何度も企画書を見直すという作業が、通る企画書になる分かれ道
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 企画書にまつわる6つの思い込み
    第2章 相手を動かす! 6ステップ企画書作成法
    第3章 企画書カイゼン・クリニック
    第4章 CASE別 企画書事例集
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  • 企画書の作り方を言語化して再確認できたって意味では良かったと思う。企画書の良し悪しを根拠を明確に判断する判断材料にもなった。

  • 私は企画書については全く書いたことがありませんでしたが、説明はとても分かりやすいです。企画書というよりも、「物語」の作り方のような気もしてきて、とても興味深く読ませて頂きました。例文のほうはいかにも「できる」人の例という印象ですこし個人的にイラッとしましたが(苦笑)企画書の初心者には勉強になりました。

  • 小手先だけのテンプレート集が多いなか、企画書って、こうやって作るもんだよと、しっかり考え方を指南してくれる良書。まずは、事実を羅列して、そこから課題を定義して、解決策を提示するという、非常にわかりやすいロジックで、誰にでも勧められる一冊です。最後に、企画者本人の想いを加えようと提案してくれるのは、さすが広告代理店ならではのアプローチで、あくまで企画書は個人のものだというトーンが非常に心地良かったです。明日までに企画書まとめといてと言われたら、とりあえず読んでおくと、思考が整理できて、すっきりすると思います。あとは、この書にそって、作業をするだけで、大丈夫です。

    こういう良書に触れると思うのは、やはりストーリを語る力と言うのは、ビジネスマンの必須スキルのひとつになってきたと、つくづく思い知らされます。映画監督のように物語を紡いで、ラストシーンで観客に何を残すかという壮大な2時間のデザインは、ビジネスプランの数値の羅列だけではない、この人が言うんだからしょうがないという、その人の仕事の刻印みたいなもので、あっ、これは彼の仕事だなと思わせるところまで来れば、ホンモノですね。

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