婚活失格 (ぶんか社文庫 ひ 10-1)

著者 : 樋口康彦

• ぶんか社 (2009年6月5日発売)

感想・レビュー・書評

[ひらり庵さんの感想 · 2014年6月19日]

筆者は、この本を書くことで「婚活天使」と縁が切れたが、知名度を手に入れた。うらやましい限り。キャラ小説としても優れている。

[風水 空さんの感想 · 2014年2月28日]

　とんでもない回数の婚活イベントをこなした著者によるその体験記。お見合いパーティー、結婚相談所、インターネット結婚仲介サイトと、その結婚願望は凄まじい。登場人物のキャラが過激で、読み進めていくうちに自分の周りにいる人間性に疑いが生じることもある。もちろん著者はそれほどいい思いをしているわけではなく、ネットでもかなり叩かれているらしい。確かに「上から目線」感は否めないが、その観察眼や分析は納得できる点が多く、男女いずれにも有益な情報となりうる。また地方在住独特の苦労もとても参考になる。

[のりさんの感想 · 2012年1月3日]

この本は、著者が婚活を通して知り合った
相手を辛口＆ユーモラスに描く体験記である。

良い歳をした紳士淑女の皆様には一日でも
はやく読んで欲しい一冊です。

読後感は決して良いものではありませんが
良薬は口に苦し、忠言は耳に痛しです。
図星を指されると怒りだすのが人間の常ですが
30代前半の女子には特に読んでいただきたいも
のです。

[ホトケさんの感想 · 2011年7月30日]

結婚相談所は使うべからず。