サイレントメビウス (6) (ぶんか社コミック文庫)

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  • ぶんか社
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  • Amazon.co.jp ・本 (436ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784821173631

感想・レビュー・書評

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  • 本編としては、本書が最終巻になります。

    ついに香津美はメデュウムの支配を脱することになりますが、みずからの手でキディを殺めてしまったことに打ちひしがれます。一方ガノッサは、ネメシスからみずからの半身を取り戻して、AMPとの最後の戦いにいどみます。しかし、ガノッサはこの期におよんでネメシスに騙されていたことを知り、みずからの身体を悪魔にささげて、すべてを滅ぼそうとします。

    ストーリーの展開はさすがに見事で、楽しんで結末まで読むことができました。ただ、背景にナイーヴな生命賛歌が控えていることは、若干興を削いでしまっているようなきもします。

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著者プロフィール

漫画家、イラストレーター、アニメーター。
1986年『月刊コンプティーク』2月号にて『神星記ヴァグランツ』で 漫画デビュー。 1988年『月刊コミックコンプティーク』より連載を開始した『サイレントメビウス』は、今で言う「メディアミックス」の先駆けとして知られており、CDや映画、 小説、ゲーム、テレビアニメ、フィギュアなど多岐に渡って展開され、爆発的な大ヒットを飛ばし、幅広いファンを獲得する。
1990年に設立した自社の「スタジオトロン」の名で自らの作品をプロデュースし、コミックの新しい方向性を打ち出す。主な作品に『快傑蒸気探偵団』『Compiler』『遊撃宇宙船艦ナデシコ』『聖獣伝承ダークエンジェル』がある。現在は、『彼女のカレラGT3』を『リイドカフェ』で配信、『太陽系SF冒険大全 スペオペ!』を『ヤングキングアワーズ』(少年画報社)にて連載
中。イラストレーターとして『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』『銀河英雄伝説Die Neue These』に参加している。
2020年、スタジオトロン設立30周年を機に、スタジオ名を「ラボ・ガルニエ」に変更した。

「2022年 『麻宮騎亜画集 Réunion ―レユニオン―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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