相羽奈美の犬 (1)

著者 :
  • ぶんか社
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本棚登録 : 49
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784821188031

感想・レビュー・書評

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  • かつて写真週刊誌『FLASH』で連載されていた「噂メシ~ッ!」
    辛口コラムに辛口イラストの組み合わせが大好きだったなぁ。
    そこで横川潤氏とタッグを組んでいたのが松田先生だったワケだ。
    と、いうことで、
    レンタル版デジタルコミックでオーラスまで読みました。
    ニート青年が犬に姿を変え、人の手を借りながら、
    憧れの美少女=奈美を護衛しようと奮闘。
    犬の目線を得たことで、いろんなものが見え始め、
    幸せそうなお嬢様が実は苦悩していたと知り……。
    それにしても奈美ちゃん健気でカワイイ。
    ところで、今頃検索して知ったけど、
    タイトルの「あいわなみのいぬ」は
    I wanna be your dog から来てたのか、そうか(納得)。
    私も The Stooges のあの曲、大好き♪ウフフ

  • 絵で騙れたが、大体病んでた。

    あ、「騙された」は、いい意味で。

  • ひきこもりニートが死の間際に「神様、僕を犬にしてください」と願い、それが叶って愛する(生前ストーキングしてた)人の飼い犬として生活する、というお話。コミカルなホラーと言えばいいのか、犬木加奈子を思わせるような作品だった。

    まずもって設定自体が突拍子もなくて興味深いし、ストーカーでニートで今は犬である主人公オンがなんだかイイヤツだ。
    様々な事情を持つ登場人物たちと、オンとの関わり。そして、オンを犬にしたネンとの関わり。続きが気になって気になって一気に読める。
    続きが気になる終わり方だったけど、オンが幸せになることを願ってやまない…。

  • [2巻も読了]
    ずっと叫んでいたのに、泣いていたのに、
    一番近くにいる人にすら気づいてもらえなくて。
    やっと気づいて微笑みかけてくれたのは、一番だいすきな人だった。

    でも、それもおしまい。
    ぼくの役目はもう終わったみたい。
    ありがとう。さようなら。

  • ストーカーが犬になるとは…しかし犬になってもへたれ根性が治らないあたり、引き篭もり精神がはんぱないw

    二冊で完結なんですが、軽く読む本としてはわりと面白かったです。

  • 主人公の犬が元引きこもりのストーカーなだけあって奈美を思う気持ちがいじらしくて可愛い。そして周囲に描かれる業の塊の様な人々。犬と人間どちらが幸せなんだろう。

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著者プロフィール

大阪生まれ、広島県福山市育ち。初めて描いた作品『薫の秘話』が第27回ちばてつや賞大賞を受賞し、95年『モーニング』でデビューする。以降、『秘密の花園結社 リスペクター』『人生カチカチ山』『まほおつかいミミッチ』『相羽奈美の犬』などの作品を幅広い媒体で発表し、2003年刊行の『赤い文化住宅の初子』は、2007年にタナダユキ監督により実写映画化され大きな話題を呼んだ。なお『ママゴト』は、第15・16回文化庁メディア芸術祭の審査委員会推薦作品に選出されている。

「2019年 『父のなくしもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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