- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822200503
作品紹介・あらすじ
7つのキーワードで読む“設計意図の裏側”
20の名建築を意外な着眼点で考察
誰もが知る、あの名建築。写真や解説文だけですべてを知ったような気になっていませんか?
多くの建築解説書は、設計者自身が書いた「設計主旨」を手掛かりに、書き手がその意図や背景を読み解いたものです。その分析は「設計主旨」を大きく逸脱することはありません。しかし、設計者は本当に腹の内のすべてを設計主旨に記すのでしょうか?そこから導き出される“名建築たる理由”は本当に実務者の参考になるのでしょうか?
本書では、日建設計を代表する建築家の山梨知彦氏が、“設計者だからこそ分かる”工夫や葛藤を実際の建物や図面から読み解いていきます。大きく7つのキーワードに分け、20の国内の建築を分析します。山梨氏独特の着眼点により、知っているつもりだったあの名作から新たなヒントが得られるはずです。
【7つのキーワード】
1[統合] 2[原理] 3[空間] 4[時間] 5[素材] 6[人間] 7[場所]
初対談! 西沢立衛 氏 × 山梨和彦
感想・レビュー・書評
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内容が浅い。
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【配置場所】工大特集コーナー【請求記号】 523.1||Y
【資料ID】91151016 -
日建設計の山梨さんが日経アーキテクチュアで連載された本。20の建築について纏められています。
名建築とは何か?自問自答されながらも何回も訪れている建築を紹介。
山梨さんの建築への真摯な思いが感じられながらも、平易な言葉を使った読みやすい解説が印象的です。また、氏ならではの設計・エンジニアリング視点の解説は、ただ建物を見て感じる意外の面白さがあります。
実は、巻末21件目に紹介された建築に氏の強い思いが。。