- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822200916
作品紹介・あらすじ
実際の症例を交え、認知症診療の「いろは」をQ&A形式で解説。
2020年、患者数が325万人に達するといわれる認知症。患者数の増加に伴い、認知症の診療におけるプライマリ・ケア医の役割が大きくなっています。
日経メディカルOnlineでは、認知症診療に携わる川畑氏が遭遇した実際の症例を紹介しながら、認知症診療の「いろは」を解説する連載「プライマリケア医の認知症診療講座」が好評連載中です。
本書は2016年2月までに掲載された記事をベースに、プライマリ・ケア医の先生方が日常診療で感じた疑問点をすぐに調べられるようにQ&A方式に書籍化しました。
「なじみの患者で認知症発症をいち早く見抜くには?」「自院で診療可能な認知症患者を見分けるポイントとは?」「うつとアルツハイマー型認知症の見分け方は?」「抗認知症薬はいつ中止すべきか?」「アリセプト処方の手順とコツは?」「妄想を示すアルツハイマー型への薬物療法のコツとは?」など、日常診療で感じる様々な疑問を川畑氏が分かりやすく解説。
また、成年後見制度や、改正道交法についてもプライマリ・ケア医がどう対応したらよいのかについてもアドバイスしています。
2014年の「プライマリ・ケア医のための心房細動入門」に続く、プライマリ・ケア医シリーズ第2弾。
【3つの章から構成】
■ 診断編
■ 治療と介護編
■ 周辺症状編
【全部で65のQ&Aを掲載】
Q. 認知症か加齢による物忘れか迷ったらどうする?
Q. 自院で診療可能な認知症患者を見分けるポイントとは?
Q. どういう事例でダットスキャンを使用する?
Q. アリセプト処方の手順とコツは?
Q. アルツハイマー型認知症を上手に説明するコツは?
Q. アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症は鑑別すべき?
Q. レビー小体型認知症と誤診していませんか?
Q. 不眠と夜間の行動障害をどう治療する?
Q. 抑肝散の効果的な処方の仕方とは?
Q. 改正道路交通法で認知症診療はどう変わる?
感想・レビュー・書評
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認知症ケアについてQ&A形式で書かれた診療の入門書。内容はすばらしく、使用する薬物の特性やどのように使い分けるのか。認知症に対する理解のない家族に対してどのように接すればよいのが、家族の要望にどのように答えればよいのかなど、痒いところに手が届いており、診療するに当たって疑問に思うようなところは一冊にまとまっていると言ってよい。ただ、高齢者の認知症について主にまとまっている印象で、若年発症の認知症に対してのアプローチはあまり載っていないのと、索引がないので内容を後から確認しようと辞書的にしようしたいと思って叶わないのが難点ではある。一通り認知症について理解するには最良の一冊だと思う。
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50042787
認知症治療薬は薬剤師が介入の難しい領域の一つだと思います。こちらは各薬剤の使い分けが非常にシンプルに記されており、医師の処方意図の把握や副作用の予測に役立つ一冊です。 (統合薬学分野 田中雅幸先生推薦) -
WM220
【3つの章から構成】
■ 診断編
■ 治療と介護編
■ 周辺症状編
【全部で65のQ&Aを掲載】
Q. 認知症か加齢による物忘れか迷ったらどうする?
Q. 自院で診療可能な認知症患者を見分けるポイントとは?
Q. どういう事例でダットスキャンを使用する?
Q. アリセプト処方の手順とコツは?
Q. アルツハイマー型認知症を上手に説明するコツは?
Q. アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症は鑑別すべき?
Q. レビー小体型認知症と誤診していませんか?
Q. 不眠と夜間の行動障害をどう治療する?
Q. 抑肝散の効果的な処方の仕方とは?
Q. 改正道路交通法で認知症診療はどう変わる? など