ソーシャルリスク ビジネスで失敗しない31のルール

著者 :
制作 : 日経デジタルマーケティング 
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822227241

感想・レビュー・書評

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  • 急速に広がるSNS文化。一昨年くらいまでは、そこそこソーシャルメディアについて理解をしていた人のみが使っていたツールが、あたかも電話のように、誰でも使えることになってしまったことで増大するリスクを、実例をあげて解説。社名や学校名も赤裸々に掲載されているのでかなりドキドキするが、ここで伏せたとしても、検索すればすぐに判明するというネットの怖さ。今一度理解する必要があるとあらためて感じた。

  • SNSが普及し誰もが利用するようにになる中で、企業はこれに対してどのように接するべきかが問われている。広報やマーケティング活動においては、無視する事ができないメディアにまでなりつつあり、上手に使えば、今までには不可能であった顧客とのコミュニケーションツールとなり得る。しかし、使い方を少しでも誤れば、炎上し企業の評判を落とし、業績にまで影響を及ぼしかねない。書中では、ワタミの社長の失言、日清食品によるステマ疑惑、長万部町のゆるキャラアカウントによる暴言・暴走・・・など、多数の知られた事例が解説されており、一瞬身が引き締まる思いをする。しかし、だからと言ってSNSへの取り組みに尻込みするのは、その可能性の大きさを考えると勿体ない事であるし、そもそもSNSは避けられない現実として否応にも取り組まざるをえない時代は遅からず来ると考えるべきである。

    企業によるSNSの取り組みにはリスクが付きまとうが、リスクはマネージするべきもので、いたずらに恐れるべきものではない。本書でリスクの”火元”として挙げられているのは下の3つだ。

    1. 企業の公式アカウントによる不適切な言動
    2. 社員や取引先による不適切な言動
    3. ユーザー発の企業やその製品、サービスに関する批判

    何れにしても、求められるのは検挙かつ誠実であることだ。SNSというバーチャルな場でありながらも、それは実社会と同様の常識が求められているという当たり前の事なのである。

  • SNSの世界では素直・素早く・実直な態度が求められ、対応次第で会社が危機になることもある。しかしリスクを恐れるがあまりSNSのメリットを活用しないのは時代遅れになるだけ。どうしたら問題をおこさないで付き合えるかを考える時代になっていることを、企業は考えなければいけない。これからの時代社員教育でプライバシー保護・個人情報の保護・守秘義務の順守などのも徹底しないと、ソーシャルネットワークのルールだけの問題ではないな。

  • 「ソーシャルメディア炎上事件簿」の続編的な本。こちらも多くの炎上事例が載ってるが事件ファイルというよりは企業及び個人がソーシャルメディア上で失敗をし無いように事例からリスクと運用方法を学ぶという内容。
    炎上には至らかった失敗事例も数多く紹介されていて興味深い。

  • SNSを利用しているビジネスマン(とも限らないか)であれば読んで損はない書籍だと思います。
    GPS機能をONにしているスマホで写した写真にはメタデータとして位置情報が組み込まれており、どこで撮影した写真かがわかる。たとえば、自宅で写した写真をSNSに掲載しただけで、個人の住所がおおよそ特定される可能性がある。
    改めてSNSとは何かを知り、自身の使い方にリスクは無いかを確認できます。

  • SNSは無免許運転だらけの世界

    もらい事故に気をつけて
    安全運転!!

  • ネットでの有名な炎上事件をまとめた、ただそれだけの本
    ネイバーやtogetterに無料でこういうの転がってそうだけど

  • 002

    「私たちは24時間、スリーエマー(3Mの一員)であるという自覚が求められます」p.22
    ブランドの取り扱いp.23

  • 心して読む

  • ここ1,2年の事件がまとまっていてわかりやすかった。

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著者プロフィール

1921年生まれ。[現職]東京大学名誉教授。[専攻]憲法学・法哲学・人間学。
『憲法の構成原理』東京大学出版会,1962。『日本国憲法の問題状況』岩波書店,1963。『憲法秩序の理論』東京大学出版会,1986。『憲法学の基本問題』有斐閣,2001。『法の人間学的考察』岩波書店,2002。

「2005年 『東北アジアの法と政治』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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