本当の力が目覚める魔法のコーチング

著者 : トム・コネラン

• 日経BP (2004年5月27日発売)

作品紹介・あらすじ

アメリカのとある地方都市に、職業も年齢も背景も異なる5人の男女が集まった。やり手の女性営業部長、成績急降下中の娘と断絶状態の中年男、公立病院の看護師長、仕事に燃える熱血教師、地元の製紙会社の社長-かれらは、ひとつの共通の悩みを抱えていた。「自分の周りにいる誰かの、本当の力を引き出したい」。その悩みを解決するヒントをつかもうと、口コミで知った研修セミナーに参加するのがそれぞれの目的だった。研修講師とのやりとりを通じ、5人は「目からウロコ」の体験をする。そこで学んだのは、とてもシンプルな、しかし魔法のような力を持つ「人の心を動かす秘密」だった。この体験は、5人のその後の仕事と人生をどう変えるのか?子育ての悩みを抱える親、教育者、職場リーダーなど、すべての社会人に人生や仕事そのものへの取り組みを考えさせる、永遠のベストセラー「ディズニー7つの法則」の続編。

感想・レビュー・書評

[くーさんの感想 · 2024年2月4日]

先生トニーに受講した5人のそれぞれの立場の生徒たち、の設定。基本は、期待、責任、フィードバックで、そのひとつひとつを詳しく説明。それをそれぞれに落とし込んだ例でとってもわかりやすい！私は人に教える立場ではないから、まずは自分に実践してみたい！
本書にもあったけど、自分を変えるのが1番難しいのよね。

[yoheyyoheyさんの感想 · 2013年7月10日]

相手のモチベーションを高めるには。行動を促すには。
必要なことは３つ。
【期待を伝える】【責任を与える】【フィードバックをする】
この３つで人を変えることができる。
そんなお話。


で、これを会社で実践すると、ポンポンポンポン変わる変わる。

でも、一言こう言われた。
『一番変わったのはあなただよ。』

[IMAGINEさんの感想 · 2008年11月23日]

2004.4.16　箕輪

誰かの強いオススメ本。読んでみてすごくいい！
素晴らしい本です。実践を心がけます。

☆成績や業績が良い人たちには第一子が多い
→共通する環境要因がある
第一子はほかの子より
期待され、責任を与えられ、多くのフィードバックを
受けている

☆前向きの期待の力　言葉、態度で粘り強く
☆責任を与える　規律の強さ　
明確な目標、行動計画、まわりを巻き込む

☆フィードバックする　自覚を尊重する
良いところをほめて強化する
プラスのフィードバック
たえず、ほめて、折にふれ、ほめて。
フィードバックなしは黙殺。無視することはいかに悲惨か。

[はっとり さちこさんの感想 · 2008年8月28日]

はっきりいって難しい。

でも、それは読み甲斐があるといったほうが近い難しさ。

絶対効果があるから心して読むといい。


●本物のリーダーになれる。
●誰にでもできる。
●効果がある。

誤解を恐れないで言うと、
コミュニケーションは自己責任。
相手を変えるためにするのではないことがわかる。

すべては伝える側にある。
責任も選択も。

それだから、
相手が自己責任で変わるということが起こる。

読んでみますか？