- Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822244545
作品紹介・あらすじ
その男は、なにがほしかったのか?気鋭のジャーナリストが迫る、孫正義とソフトバンクの真実。
感想・レビュー・書評
-
ソフトバンク会長孫正義の半生を描くドキュメント。
この本を読むと、実業家としての孫さんの資質やソフトバンクの成長に疑問を抱くことになるかもしれません。
孫さんは、デジタル情報革命を推進し、人々のライフスタイルを変えることで社会貢献するということをソフトバンクの理念として掲げています。
しかし、果たしてその志はどこから生まれているのか。
在日3世であるが故の挫折、
暗い過去をもっていること、
数々の有力者を会社に招きいれては使い捨てにしてきたこと、
孫さんは、この本の出版に関し、タイトル以外には特にクレームをしていないばかりか、5時間に及ぶインタビューにも応えていますから、書かれているこれらのエピソードは事実ということになります。
この本でそのようなエピソードの詳細を知ると、劣等感や日本社会への怨念を感じこそすれ、そこからはとてもソフトバンクを成長させて社会貢献がしたいという純粋な欲求が生まれるとは思えないのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
よくある企業よいしょ本とは違いソフトバンクに対して批判的な本。ライターの力量もなかなかのもんだが、インタビューに答えている孫さんもやっぱただもんじゃない。
-
ソフトバンク孫社長の生誕から現在までをジャーナリストの立場から綴った一冊。
ソフトバンクはかなり危ない橋を渡ってきたんだと感じる一冊でした。