職場の「かんばん方式」トヨタ流改善術ストア管理

著者 : 松井順一

• 日経BP (2006年11月23日発売)

感想・レビュー・書評

[わっさんさんの感想 · 2011年10月2日]

今まで読んだトヨタ式改善を扱った本の中では、TP業務改善を考えるうえで一番参考になった。

今まで読んできた本も含めて、本当のトヨタ式がどういったものか分からないので、著者流のトヨタ式なのだろうが。

常々、TPの業務形態が製造業とは言っても、一般の製造業と違うことは実感してが、このように考えてみると、事務系の業務形態に近い事に気付かされた。今後はこういった見方で業務改善に取り組んでいく必要があるように思われる。

著者プロフィール

松井順一
コンサルソーシング株式会社代表取締役。中小企業診断士、システムアナリスト、情報システム監査技術者。アイシン精機株式会社にてABS等の新製品開発に従事。微小洩れ測定法開発にて科学技術長官賞を受賞。その後、社団法人中部産業連盟、トーマツコンサルティング株式会社、現職にて、ＴＰＳベースの営業・管理間接・開発・サービス業務改善、製造ライン構築・現場改善、５Ｓ、目で見る管理、経営戦略のコンサルティングを行う。現地現物での実践重視の人づくりに定評がある。【著書】「ダンドリ倍速仕事術100の法則」「実践 問題解決最強ツール３７」「仕事の見える化９９のしかけ」「仕事のミスをなくす９９のしかけ」（日本能率協会マネジメントセンター）「職場のかんばん方式トヨタ流改善術ストア管理」「職場のかんばん方式２ トヨタ式人づくり改善塾　」（日経ＢＰ社）他

「2021年 『トヨタ流　仕事の「見える化」大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」